インド北西部での生活 -5ページ目

インド北西部での生活

インド北西部の会社で働く日々の出来事etc

日曜日、インド北西部 パンジャーブ州の都市アムリトサルに行った。

ここには、スィク教徒の総本山、黄金寺院ダルバール・サーヒブがあって、

日曜ということもあり、大勢のスィク教徒と観光客が来ていた。


早速、寺院の受付に靴を預けて、裸足になって入った。

大きな人口池が目の前に広がっている。きれいだ。

その人口池の中央の聖堂に聖典が祀られているらしい。


その聖典を一目見ようと聖堂に向かって長蛇の列が出来ていた。


40度を越える炎天下、並ぶ気にならず、適当に一回りしたら帰ろうと思ったのに、

案内してくれた会社のインド人が、寺院の衛兵風の人に、途中から潜り込ませて欲しいと、交渉し始めていた。


聖地で、はるばる遠くから来た敬虔な教徒たちがいるにもかかわらず、

興味本位の一見さんが、ズルしていいのか!!


そんな交渉するな、もういいから別の場所に行こうと何度も言ったけど、

そのインド人は、お願いですから、もう少し待って下さい。時間を下さいと言って・・・。


最後には、寺院のお偉いさんがいる部屋にまで嘆願に行き、
長蛇の列の途中に潜り込めるようにしてもらった。


炎天下にもかかわらず、生真面目に並んでいる敬虔なスィク教徒達の中に、

興味本位の一見さんが割り込んだ。


これでいいのか?!

信仰心がなくても、良心は持っている。後ろめたい。


聖典に辿り着いた時、すみませんでした、と心の中で謝罪した。


黄金寺院では、訪れた人達すべてに、無償で食事が与えられる。
人口池で沐浴して、無償の食事を摂り、ここで祈り続ける人も多いらしい。


食事は、もらわなかった。あたるかもしれないから・・・。

信仰心はないけど、ここには、涼しくなったら、また来たいと思った。

その時は、ちゃんと並んで聖典拝領する。