バーバラのオンラインサロンでは
サロンメンバーさんからのご質問に随時お答えしています。
●オンラインサロンについてはこちらをどうぞ
https://ameblo.jp/varbara0106/entry-12433022027.html
その中のご質問を今回はご紹介して、ブログでお答えしますね。
●ご質問●
香りで記憶が蘇ることに関してです。
『嗅ぐ→昔の思い出=あの時のあの香り
と記憶を紐解いていけるのですが、
嫌な記憶には香りがついてないように思います。
これは無意識に記憶に残らないようにしてるのでしょうか?』
●ここの質問に対するバーバラ的考察●
香りを感じる感覚器である、嗅覚は
記憶をつかさどる海馬などのある大脳辺縁系に直結しています。
香りが記憶とむずびついていることは多いです。
ある香りが、何らかの記憶を呼び起こすことがあり
これは、マルセルプルーストの小説にちなみ
プルースト現象と呼ばれています。
※プルースト現象とはこちら
記憶は記憶なので、よい記憶悪い記憶にかかわらず
結びついている香りと結びついていない香りが
あるとは思います。
脳の領域では記憶はただの記憶なので。
よい悪いではなく、そのよい悪いすら自分の意識といえます。
よいわるいがついた時点で。
ただ、悪い記憶って思い起こしたくないので
香りから、意識的に悪い記憶をおもい起こすって作業自体
あまりしないんじゃないかな?とは思います。
逆に不意に!のほうが多いかと。
この香り嫌いって思っているものに
なんか嫌な思い出があるとかあったとかはあるし、
ふいに嗅いだ香りで嫌なことを思い出すってこともあるし
嫌な思い出についてないって
おっしゃっているので、この場合、記憶はあるけど
香りはついてないってこと
とおもうので、その記憶には香りの意識がないってだけだど思います。
意識的に香りをイメージしていないともいえるかもしれません。
大脳辺縁系って、意識の状態ではどうしようもないところなので、
あまりその、香りがないことに意識をむけなくてもいいかと。
悪い記憶ってあまりおもいださなくてもいいし。
記憶に香りがついているのは
危険を察知するためだったりするので。
そこは無意識に本能的に、記憶と嗅覚との連動で
生命を守ろうとしてくれています。
なので、このお答えとしては
悪い記憶に香りがついてないのではなくて
意図的に香りを感じなくしているというのが
わたしのお答え。
感じないものは無理に感じなくていいし。
だって、どうでもいいので♡
そこに目をむけなくてもいいのではないかなって思います
自分がどの香りに意識をむけているかで
今の自分の状態がわかったりもしますよね。