バーバラです。

あしたはなかちよさんのレッスン。


みなさんのご要望におこたえいたしまして

新装開店『バーバラの手づくりコスメ塾』。

毎回手づくりコスメのアレコレを作って使うレッスンでございます。



あしたはおひるからなので今日はちょっと夏の思い出でも。



夏休み、お仕事も遊びもそっといろいろ楽しんでおりましたが

私のこころをもっともつかんだのが


鳥羽水族館!!!

暑いさなかなぜか娘(こども)と母(ちょっとお年より)をつれ

お伊勢まいりにいこうとおもいたち。

天照大神様がおよびになったのかどうかはわかりませんが

とにかくそのときに行った

鳥羽水族館がもう大好きで大好きでしかたなくなりました。



わたしむかしから水族館が好きで

どこ行きたい?ってとわれたらまず最初は水族館っていう女です。



でももうこの鳥羽水族館はグンをぬいて好き!



とにかく何もかもが

生きてます!!!!!

とがっつり主張しているの。




うつぼも



ちょうざめも。。。。



エンジェルフィッシュもイセエビもオウムガイも

とにかくどのお魚も!

これでもか~!!!

というくらいたくさん水槽にいるのです。


優雅じゃないの、もうね、生きているの!!!


きゅうくつ?

とおもいきやどの魚も元気。


うつぼなんかもうがっつがっつ餌をたべてるの。


たまらない、ちなみに野生の王国を見てそだった私は、

捕食シーンが大好きなのです。


捕食シーンは本当に生きてあそこにいるのだ

っというのが一番わかるシーンだと

子ども心に思っていたことを鳥羽水族館でおもいだしました。


さまざまなものが

飼われているではなく

生きている!!!って思える鳥羽水族館

素敵。



水槽だけじゃない!!!




あしのしたにはたくさんの!展示。




もういちどゆっくりぜったい1人でみにいくと誓った私ですが、


その中で、なんとも心をうつ場所がありまして

それは貝の展示。


名前は

『寺町コレクション』。




様々な貝がぐるりとお部屋いっぱいに展示されてあります。


ぱっとみたときは、『すごいいっぱい貝殻があるな~』

っという感じだったのです、

寺町さんって人が中心になっていろいろ収集しはったんやろうな~

ぐらいの。


でもね、その展示のご本人の紹介文を読んで

わたくし不覚にも泣いてしまったのです。


このコレクションがチーム寺町とかじゃなくて

寺町さん自らが1人で足で歩いてひろい集めてつくられたもので

あることを知ったとき。

なぜか私の心の糸がぷつんっときれてしまいました。

娘がいなかったら貝の前で号泣していたかもしれません。


ちいさいちいさい貝殻もあるんです、それを寺町さんはどんな思いで

ひろいあつめていたんやろう。

大勢のひとにみせようとか

さいしょから展示物にしてやろうとかそんなおもいなく

純粋に貝殻をひろわれたその心がもうとてつもなく

わたしの心をゆさぶりました。


またその寺町さんの最初で最後のごあいさつのお言葉が

とてもいいのです。

ながいから、みなさんその場所でよんでください。


野や山のお花に小さいころから憧れていらした

寺町さん、お土産でいただいた貝殻のおさないころ心をうばわれたのが

貝に魅せられた最初。

そして胸を病んで療養されていた紀州の浜でつれづれのままに

拾い始めたのがきっかけで

美しい貝の道に踏み込まれたそうです。

踏み込めば踏み込むほど貝の世界は限りなくなっていったそうで

人生の荒波も、人の心の裏表も、温情や理解、

そして誤解の数々も貝の収集によってもたらされた

といっておられるように、うつくさに魅せられて魅せられるほど

無限に険しいみちだったんだなとおもいます。

好きなことを好きなようにやるのは

きついんねんで根性もいるねんでってことです。


しかもね、いかなる研究も一代で終わる研究なんてたいしたことないから

寺町の名を冠するのはこれをさいごに

どんどん新しいコレクションにしていってくださいと

くくってらっしゃいます。


評価や名声でなく純粋に自分のしたいことをつらぬくというのは

なにものにもかえられないことなのです。


現におなくなりなったいまも寺町コレクションとして

立派に展示されているのです。


寺町さんのされたことはとてつもなく

すごい収集だったのです。


それにおごることなく、

純粋に貝を愛された寺町さんにも心を奪われた私です。



なんかとても長いブログになってすみません。



これが私の夏の素敵な思い出です。



すきなことにのめりこめばこむほど、
その道はけわしくなんだかややこしくなりますが
ただすきというだけで50年やった寺町さんを見本に
やっていこうとおもうのです。
おやすみなさい。


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