ご訪問ありがとうございます。




先週末は私の実家へ、又携帯電話の機種交換の見積もりや
ルーターから光ケーブルなどへの移行の相談にauに行って

タブレットも気になるので家電量販店でチェックしたり
忙しくしていていました。



TUTAYAではこちらの本を購入





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この方が実在しなかったら、又は
第二次世界大戦後の日本の復興に関わらなかったら

その後の日本の歴史は大きく変わっていたでしょう。


今まで白州次郎さんの書籍は斜め読み程度で
しっかり読んだことはありませんでした。





この本の中で一番印象に残る言葉は
本の帯にもありますが


「我々は戦争には負けたが、奴隷になったわけではない!」


全面降伏しアメリカの占領下にありながら
GHQと対等に渡り合った数少ない日本人としての強い
誇りとメッセージが伝わってきます。



実際、身近にこんな人いたら目立つでしょうね。





それぞれの言葉にエピソードがついていて
白州さんの人柄なども伝わってきます。



情に厚く

弱きを助け

権力に対しては納得がいかなければ一人でも立ち向かっていく






そして、この本の中に何回となく出てくる言葉

「プリンシプル」は

白州次郎さんのキーワード。


訳すと意味は「原則」

具体的には、確固たる信念主張に基づき
目標や問題解決に向けて行動すること


個人主義と言われるイギリスなどの欧米諸国は、
自分自身が何をどう考えているのかが一番大事です。

それを周りにしっかり表現出来ないと何も考えていないバカモノ扱いです。


学生時代をイギリスで過ごし、その後も海外をよく 知る人間として

戦後処理の時期に、ブレることなく上記の考えをもって

アメリカ政府と対峙したことで日本の戦後の道が開けたのでしょう。



「日本はプリンシプルに欠ける」


この白州さんの言葉が戦後の日本を象徴するようで腑に落ちました。



また今年も8月がやってきます。



今年は私自身にもカツを入れるために
100の言葉のページをめくりながら


戦争についても考えてみたいですね。



白州次郎さんに関する書籍は
たくさんあるので他の本も
読んでみたいと思います。





お読みいただきありがとうございました。