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いよいよ明日から3月です。
息子の入園などで新しい生活もスタート。
桜の季節も待ち遠しいですね。



さて、今回は映画「バックドラフト」です。



公開されたのは1991年、特殊撮影が現在ほど映画に多様されていない
時代の貴重な作品です。



予告版が見つからなかったので、サントラのメインテーマがこちらです。
一度は聞いたことがあるはず。











音楽はハンス・ジマーが担当しています。
この曲、吹奏楽で演奏したかったですね。




私は公開当時は確か国家試験受験に新卒で就職した年で

劇場で映画鑑賞どころでは
なく、数年後にビデオで鑑賞しました。



公開から25年経った今観ても熱く感動するいい映画です。





映画「バックドラフト」はシカゴを舞台に17消防隊で働く消防士達を軸にストーリーは展開していきます。



バックドラフト現象とは、密閉された火災現場で酸素がない状態では
炎は一旦消えたかのように見えますが、火の回り具合やドアの開け閉めにより酸素が取り込まれると
炎により熱くなった一酸化炭素と酸素が急速に結びついて起こる爆発のことです。



この爆発を消防隊員は的確に風や空気を読んで消火活動や人命救助にあたらなくてはなりません。
初動の火事の素早い沈静化がその後の救助に関わってくるのでその任務は本当に重いですね。


劇中に何回かこのバックドラフト現象のシーンが出てきますが、
特に終盤の火災のシーンは手に汗握る連続です。


炎の様子の一部は特殊効果だと思われますが、
監督さんはじめ炎の中で演技する俳優さんやスタントの方、また
撮影にあたった全ての方も決死の覚悟が必要だったことでしょう。


カートラッセルが炎より熱い消防隊長を熱演、終盤のおそらくスタントなしの
シーンは感動しました。

そして、調査員役のロバートデニーロは淡々とした普通な演技が
逆に新鮮です。



このような環境で常に働く消防士の方々が炎の中でどんな風に活動しているのかが
この映画を観ることで理解できたらと思います。


実際の現場はもっと過酷で大変なことことでしょう。
消防車を見ると息子が手を振る先の消防隊員の皆さん、

いつもお疲れさまです。


敬意を表します。


本当にありがとうございます。


また消防車を見かけた時は今度は私も息子としっかり手を振ろうと思います。




お読みいただきありがとうございました。