ご訪問ありがとうございます。



今日は終戦記念日。



今年は70周年の為か戦争関連の特集番組が沢山ありました。



今ある平和の礎になった方々の御霊に手をあわせる大事な日。




私に出来る事は何か?といつも問いかけながら毎年この時期を過ごしています。






さて、前回の映画の記事・真夏のオリオンからしばらくたちました。



映画・亡国のイージスは今ここにある平和も本当は紙一重だと思わせる秀作です。




「亡国」とは、70年近く戦争がない状態の日本を指しています。


ところで皆さんは、日本人である事を強く感じる瞬間はどんな時ですか?



例えば、オリンピックや各種競技の世界選手権など日本を代表してアスリートが勝ち上がっていくととても誇らしく思いますよね。



または、海外で活躍する日本人を見ると嬉しくなる。どうでしょうか?



私は、ロンドンに語学留学中は嫌というほど日本人である事を考えました。



話す事を考えながらゆっくり話せば途中で他の国の生徒に割り込まれて持っていかれ、謙虚によく聴いてからと思えば割り込めず苦笑、良くも悪くも文化の違いを見せつけられました。






映画「亡国のイージス」は、隣国のテロリストが自衛隊海軍の上層部に近づき、戦闘能力の高いイージス艦を乗っ取って日本の首都破壊を狙うフィクションでありながら背筋が寒くなるストーリーです。


思想は同じであっても、国が違えば手を組んだとしても上手くいくはずがない。



組んだ相手は自国民のほとんどが貧困にあえぎ、まさに命がけ。かたや、日本は国防費は膨大でも
専守防衛主体。



テロリストが言葉巧みに人の心の隙間に入り込み、自分達の目的の為だけに行動する様子がよく描かれ、



ギリギリの選択を迫られる日本政府と主人公・専任伍長千石と日本政府工作員如月の船内での奮闘に手に汗握りました。



原作ファンの方のレビューはそのスケールの大きさのあまり軒並みよくないようですが


主要登場人物の俳優陣の演技により見応え充分でした。


真田広之さん、中井貴一さん、寺尾聡さんなど主役級の役者さん達が熱演しています。







今日は終戦記念日。



あなたは何を思いますか?



お読みいただきありがとうございました。