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今週の水曜日は、お友達とレディースディで映画・シンデレラを観て来ました。字幕は9時から、吹き替えは11時からでお昼を食べるなら朝一でという事になりました。大人だけの映画鑑賞は久しぶり。


アナ雪のショートムービーが先に同時上映。松さんと神田沙也加さんの吹き替え版の方が耳に馴染んでいるので吹き替えにすれば良かったかな。


さて、本題のシンデレラ。




歴史などに詳しくないのでよくわかりませんが、本で読んだよりは舞台を少し近代に近づけた設定になっている気がします。

貿易商を営むシンデレラの父は、取り引き先で知り合った未亡人と再婚することに。

母を亡くしたエラ(シンデレラ)は、母の言い遺した「辛いことがあっても勇気と優しさをもって生きなさい」との言葉を胸に継母と連れ子を迎えますが…。


ストーリーは、先が読めてしまうほどシンプルながら各登場人物・王子と父親との絆や継母のシンデレラへの嫉妬心などがよく描かれていて人間ドラマとしても楽しめました。


キャストの中で演技が際立つのはシンデレラ役のリリー・ジェームズではなく、継母役のケイト・ブランシェット。継母のキャラを濃くもってくる事でシンデレラのピュアさが強調されるのは言うまでもありません。


都会的で何処か冷たく、気品はあるもののプライドの塊のような継母。未亡人から幸せを再び掴んだのも束の間、再婚相手にも先立たれた哀しみは、当然シンデレラに向かいます。

ケイト・ブランシェットは映画・エリザベスの頃から大好きな女優さんですが、40代後半であの存在感と迫力。大人の女性の恨み辛みを大熱演で更に好きになりました。エンドロールのクレジットの順番が一番最初に来たのはちょっと驚きましたが、貫禄ですね。


もちろんシンデレラ役のリリー・ジェームズもキュートでナチュラルな演技で魅力全開。子供でもない大人でもない純真無垢なシンデレラが少しずつ強くなり勇気を持って継母に立ち向かう姿がいじらしくて可愛い。


劇中の特殊映像は、魔法使いがカボチャに馬車変えたり、ねずみを馬に魔法で変身させるお馴染みのシーンがとてもきれいでした。想像よりも抑えめ⁈実写版に自然に溶け込む感じでした。



女の子なら誰もが憧れるシンデレラ。小学生なら中学年以降なら楽しめると思います。



お読みいただきありがとうございました。