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 日曜日のお昼の番組と言えば、なんでも鑑定団でしょう。その昔、島田紳助と石坂浩二さんが司会をしてた頃に、戦艦長門の日章旗が鑑定に出ました。戦艦長門は、終戦時まで沈没せずに存在したためアメリカ軍に接収され、その旗をアメリカの兵隊が自宅に持って帰ってしまったので、数十年立ちましてなんでも鑑定団に、日本に戻ってきたのですね。そこでの鑑定価格が1000万円。石坂浩二が、島田紳助に「僕が半分だすから、君も半分出せ」そしたら日本に取り戻せるといったけど、島田紳助はこの古い日章旗に価値は見いだせずその提案を断りました。しかし、石坂浩二はこの番組が終わったあとに、交渉して1000万で他にも複数あった長門の戦艦旗を日本に取り戻し、呉にある大和ミュージアムに寄贈したのです。彼の男気には感動した。その後、長門は原爆実験で太平洋の沖で二回の爆発に耐えて沈没しました。ぜひ、大和ミュージアムに行ったらみてね。