始めに…
そんな大した事でないし、悩む意味が解らないと言う方は、そもそも関わる事を避けましょう。
本人達も傷の深さを理解していない事が多く、あなたが想っている他愛も無い事が関係悪化の火種になりかねません。
なので、一定以上の距離感を保つ、もしくは一切関係を持たない方がお互いのためです。
元２世信者と友好関係を持っている
付き合っている人・配偶者が元２世だ
そして良い関係を保ちたい
以下はそう言った方々のための取り扱い説明書です。
１ 不幸話で張り合わない
彼らが、自身が元２世信者であると告白してきた場合、連なって子供の頃の話しや、様々な体験談を打ち明けてくるかと思います。
その際、自身に同じ経験が無い場合、『自分の家庭はこうだった』『自分もこんな不幸があった』と言うような不幸自慢大会を繰り広げようとしないでください。
彼らは、ただ自分にある元2世と言ううしろめたさをあなたに告白し、受け止めて欲しいだけなのです。
彼らは自分が不幸だと想いながら育ったわけではなく
"ただただ必死に耐えて生き延びた"だけなので、不幸自慢をしているわけではなく、環境の違いを理解して欲しいだけなので、『解ったよ』と優しく言ってあげましょう。
２ やりたくない事は強いない
彼らには宗教上禁止された行為や行事等が様々あり、あなたにとって『こんなの世の中の普通』と思う事が彼らにとっては未体験な事であったり、受け付けない事であったりします。
なので、彼らが自らやりたいと言わない限り『みんなやってるから‼️』『これが普通だから』といって無理矢理やらせたり強引に進めたりせず、『少し抵抗がある』とか『これはやりたくない』と言う場合、軽く『OK～』とだけ言って自己判断させてあげましょう。
３ 話を最後まで聞いてあげる
彼らはしばしば自身の体験を話し出すと止まらなくなることがあります。
その時は、仮に同じような話を以前に聞いたことがあっても最後まで聞いてあげてください。
『また言ってる』と思ったとしても、思っている事を表情に出さないで下さい。
彼らはその表情を、今まで沢山目にし傷付いてきました。そしてそう言った対応を目の当たりにすると心を閉ざし自らの事を語らなくなる傾向にあります。
３つしかないですがすごく大切なこと
彼らの傷は思っているよりも深く、根深く、彼ら自身も気づかない程彼らの行動や思考に絡み付いています。
一気に引き剥がそうとすれば更に傷が深くなる一方です。かさぶたになり、やがて少しづつ剥がれていくのを時間をかけて寄り添って見守ってあげてください。
そうする事で彼らはあなたを信頼し打ち解けてくれると思います。
こうして自分で書きながら、自分でもめんどくさいやっちゃなと思いましたとさ(笑)