変化に気付く景色の中、遠くに山の稜線を眺 めると寂しさと不安を覚える。 庄原に居た頃は山に囲まれていた。 初めは閉塞感に苛まれたものだが。 今では関東平野の広さが心を不安にさせるようだ。 人の心は面白い。 強すぎた光は目が眩むばかりだが。 何時までも焼きついて離れない。 光は通りすぎるだけ。 私を通りすぎたことも覚えていないのに。 記憶に焼き付けているのだから。 攻める事を忘れてはいけないのだと決心した。