五木寛之氏の本に大河の一滴と言うのがある。


確かに我々の存在など大河の一滴に過ぎない。


いや地球にとっては我々にとっての菌。


宇宙規模では素粒子以下ではなかろうか。


そんなちっぽけな人間が醜い覇権争いを繰り広げている。


地球を守ろうだとか大きな事を言っては自分を満足させている。


人間が何発核兵器を撃とうが世界には何の影響も出ないだろう。


そうウイルスが宿主を殺してしまうように。


我々も宿主を殺すだけだ。


少数の思い上がった生き物がノアの箱舟よろしく別の宿主を求めて彷徨う。


また寄生して宿主を殺すのだ。


しかしどこかで一人死んでも地球上から生命が消えてなくなるわけではない。


世界もまた同じである。


地球が丸いのも自分の目で確かめたわけじゃない。


習ったから、常識だから、証拠の写真があるから。


天動説を信じていた人々と何も変わらない。


我々は目に見える範囲。


認識できる範囲でしか物事を考える事は出来ない。


ちっぽけな存在が一生懸命生きてる。


謙虚さを忘れたら直ぐに滅びる。


貪欲さを忘れてはいけない。


でも満足感が麻痺してしまってもいけない。


小さいが世界の中心である自己が滅んでしまう。