時間は容赦なく | LOVE&POP

LOVE&POP

ブログの説明を入力します。

 
 
今日はゆうじろ師匠の一周忌です。

ゆうじろ師匠はわたしの育ての親みたいな、叔父です。

中学入るまでは自分ちより、ゆうじろ師匠んちに居た時間の方が多いくらい。

0歳で外泊してたからね笑





去年の今日は、

まだ札幌に住んでて、

スニーカー屋で後輩と一緒に店番してました。

いつも通り仕事後は森んち行く予定で。

でも急に『なんか今日は家にいたほうがいい気がする』と思って、まっすぐ帰宅し久々に自分ちのベッドで寝ました。

翌朝着信で目が覚めました。

母から、訃報の電話でした。

ホントにドラマみたいに周りの音が聞こえなくなって何がなんだかわからなくなって実感もわかなくて。

なんだ昨日のは虫の知らせってやつか、あるんだこんなことって、と思いました。

だって親族の中で一番長生きしそうだったんだよ。

毎朝ジョギングしてさ、自衛隊定年退職したあともプールで監督したり泳ぎ教えたり、

泳ぎ教えてる子供に『おじさんポニョ見てきたんだよ~』って言ったら「ポニョなんて見ないよ!花より男子見たい!」と言われポカーンてなったり。

わたしの結婚式では親より誰より派手に号泣してくれるんだろうなぁと思ってたのに。

最後に会ったのは吹奏楽の全道大会をみにキタラいったとき。

レストランで働いていた友達、まゆのことをセバスチャンと呼んでやたら気に入ってた。

いとことお揃いのワンピースを買ってくれて、

帰るときに言った最後の言葉

『セバスチャンによろしくな!』




おい。笑




そのあとも一度電話で話したけど、それが本当にゆうじろ師匠と交わした最後の言葉なんだけど




『俺みたいな変態に気をつけろよな!』




おい。笑




壁に向かって寝返りうって身動きとれなくなり、目の前真っ白だし(壁だから)本気で金縛りだと思ってたくらいのオジサンだったので、

わたしは最後まで、オジサンらしいままのオジサンを見れたってことです。









もともと、実家でいろいろあり父の体調も心配なので、一人暮らしをやめて11月15日に実家へ帰ると決めていました。


『そうかぁ帰ってくるのかぁ!そうかぁ…ニヤニヤ』

毎日嬉しそうにわたしが帰ってくる日を指折り数えていたそうです。

ちょっと間に合わなかったね。

あと半月遅ければ看取れたんだけどね。


そうか。
あれから一年、経ったんだなぁ。