朝、誰よりも早く起きて、夜は最後にようやく眠る。非日常の旅行でしゅんもまた張り切っているのだろうか。

欧米ホテルの高いベッドから転落もする。一晩の間に天地が逆さまになることなどざらにある、彼なら防ぎきれないことだ。

到着日の夜中も含めると、三夜を過ごしたが、いずれも最後まで寝ようとしなかった。夜になってもどことなく興奮した感じ。

電気を消して、ダブルベッドの中央に横たえるが、すぐに抗議、そして脱出を試みる。

話しはそれるが、短期間の成長話をひとつ。

ベッドが床から高いため、最初は自力で登ることはできず、降りる際も慎重に慎重を重ねていた。ところが最終日にはサイドテーブルに片足をひっかけてから登る“技”を習得。寝かすのを忘れて夫婦二人で拍手を送ったら、どや顔を連発された。・・成長!!


あまりにも動き回るので、対策として思いついたのが稀勢の里の大関取りにヒントを得た、ぶつかり稽古である。--グアムのホテルはNHKが普通に映る、大相撲幕内の全取組が放送されていた。

これだ!と、息子を捕まえがっぷり四つに組み、しばし「のこった、のこった」をする。

やおら服の上から、オムツをつかんで豪快にベッドに投げ飛ばす。

予想通り大喜びで興奮してしまうが、体力を削る上で効果があった。

しかしながら、冒頭のとおり、寝つくのは毎日一番遅かった。

ちなみに翌朝も、のこった!と掛け声をかけたら、父の懐に飛び込んで来たから、覚えているらしい。

グアム場所の土俵が柔らかいベッドだったから成り立った。

帰国後の稽古は、そーっとやっている…。

そのうち仕切りの所作、塩まきを教えたい。ちなみに、しゅんは相撲中継がついていると気になるようだが、美沙が嫌いみたい。が、やはり友達ができるころに相撲くらいはとれるようにしたいものだ。

グアムの話しはどこへ行った? 次回グアム編最終回。


<旅行メモ>
ベッドの高さ対策は、心配ならクッションやふとんを敷いておくとよいか。

グアムの方はばかみたいに冷房を効かせるので、室温調節を。

日焼け止めをしっかりと。クリームを塗り込んだのにウルトラマンの腕、すねが黒くなっていた。想像以上に幼児の肌は敏感だな。