こんばんは、シッキーです。
E-juiceを作る上での基本や工夫、知恵というのは、料理のそれと非常によく似ています。巷に溢れているようなレシピ通りの料理を作っても、どうも味がいまひとつという経験、ありませんか?
「レシピ通りに料理を作ったのにうまくいかない。おかしいよ」と感じたことのある人、多いのではないかと思います。
でも、それは至極当たり前の話。
なぜなら、いくらレシピ通りとは言っても、使っている素材の産地や癖、使っている調理器具などが違えば結果もまた違ってくるのは自明の理。
ですから、レシピ本やネットで掲載されているレシピというのは、自分の境遇に合わせてある程度アレンジしていかなければなりません。さらに上の味を目指すのなら、そこに自分の経験や知恵から生まれる工夫を加えなければならないのは当たり前です。
「レシピ通りにやったのに美味しくない。レシピが悪い!」というのは甚だしい思い上がりで、要するにそのレシピを自分の色にアレンジできない自分自身の腕や感性、経験の未熟さにいらだちの矛先を向けるべきですよね。少なくとも「人を喜ばせるために何かを創っている人間」であるなら、そういう謙虚なストイックさ、真摯さ、向上心というのを忘れるべきではありません。
E-juiceも、これとまったく同じです。
僕はプロの料理人というわけではありませんが、いくつかの料理に関しては、そこいらの料理人に劣らないであろう腕を自負しています。
僕は料理に関しては、もうずっと若い頃から親しんできました。ですが、E-juiceに関しては、まだまだ修行中の身です。いまだに何度も失敗を経験します。乗り越えるべき壁があまり高過ぎて、「無理なんじゃないか?」とあきらめたくなるときもあります。
ですが、料理においてはそういう難問にぶつかっても、必ず解決法がありました。「だったらE-juiceだって、この難題を解決するための方法が必ずあるだろう」という前向きで貪欲な考えを常に持つように心掛けています。
すべては「人に喜んでもらうため」、これに尽きます。
そして、そういう意識を持っているからこそ、料理と同じようにE-juiceとも真剣に向き合えるのではないかと感じています。
「美味い」は正義だと思いませんか?
美味しいものを味わっているときって、とても幸せですよね。
「美味い」は音楽と同じで、国境を超えた幸せの共有を可能にする特別な感覚なのです。
お金を払ってVapeSickのE-juiceを買ってくださる方がいるのなら、妥協せず徹底的に理想を追い続けるのが皆様の期待に応えるただ一つの正義であり、それがVapeSickの在り方なのだと思っています。
ですから、VapeSickのE-juiceを作るとき、味に関わる工程はいまだすべて僕自身が自分で行っています。決して味を人任せにはしません。そこにハンドメイドの意味があり、こだわりがあります。
そして、「味」という結果も大切ですが、それと同じくらい大切にしなければならないものがあります。
それは、作品あるいは商品に対する愛情と愛着です。
農家を大切にできない料理人は、料理人以前に“人に何かを提供する”という資質に欠けるものだと僕は考えます。
丹精込めて野菜や米を作っている農家の方が、自分で育てた作物を調理して御馳走してくれたときの感動というのは、たとえそれが料理として稚拙なものだったとしても心深く響くもの。
それは、そこに真心を感じるからです。
その真心を、VapeSickは大切にしていきたいと思います。
「美味ければそれでいい」ではありません。
自分達の作物を無情に売りさばくのではなく、我々は自分達の作物を大切にする農家でありたく、自分達の作物を真心で調理する料理人でもありたいと思います。