
死後に読んだ「他諺の空似」の鋭い洞察力に感激したんですが、それから読んでいませんでした。
今年没後10年フェアで沢山の本が文庫化されました。
取り急ぎ5冊購入、「米原万里ベストエッセイ1.2」はもちろん大変面白かったです。
そして「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」は彼女のチェコ留学時代の友人とその後のことが書かれています。
ギリシャ人で明るいリッツァ。嘘つきだけと憎めないルーマニア人アーニャ。頭が良く絵も上手い優等生ヤスミンカ。それぞれの学校時代と、その後の激動のヨーロッパで音信が途絶えた友人を探し出し、その後の運命を知ります。彼女たちの背後の政治事情、親達の生活。日本では考えられないことが多く、考えさせられました。
しかし日本も安心していられない状況になっています。
米原万里さんが生きていれば、何を語ったかと思うと、とても残念です。
鋭い批評を聞きたかった。
是非読んでください。
そして選挙には必ず行きましょう。
戦争やテロに縁のない国にしましょう。
