ういろう・・・・名古屋名物としても知られておりますが
発祥は小田原と言う事をご存知の方も多いと存じます
東海道中膝栗毛で弥次さん喜多さんも外郎本店を通りましたね(笑)
ういろうとは元々外郎(ういろう)家の苗字なのです!
600年前に外郎家2代目外郎宗奇が自ら作り
お客様にもてなしていたお菓子をういろうさんの手作りと言う事で
そのお菓子の名が「ういろう」となったそうです
又、ういろうは薬の名前でもあります→★★ (薬の記事はこちら)
江戸時代に二代目市川団十郎が演じた
歌舞伎十八番のういろうは薬のういろうの狂言です
本日の3時のティータイムは大好きなお店でいただきます
店内には甘味処や資料館があります
(甘味処・すずかぜ) 大好きなレトロな雰囲気が素敵です
こちらで季節の和菓子とお茶をいただきましょう
和菓子は幼少の思い出と重なり洋菓子に負けない位大好き!
美しい和菓子を見る度、今は亡き祖母を思い出します
2人で祖母宅から歩いて和菓子屋さんに出かけ
季節の和菓子を幾つか買い求め帰宅後にいそいそとお皿に並べて
「綺麗ね、vanvesちゃん、さぁ、いただきましょう!」と
九谷焼の器でお茶をすすった子供の頃の思い出です
その後、私が働いてお金を稼げる様になると祖母を訪ねる度に
思い出の和菓子屋さんで手土産を買ったものです
祖母の喜ぶ顔が今でも浮んできます
美味しいお抹茶と共にゆっくり味わっていただきました
オリジナルの器がとても素敵なので欲しくなります
3時のおやつ終了後は販売店内へ移動しました・・・
広いフロアーは薬部門、お菓子部門に別れています
お菓子兼薬売り場 とは何とも不思議なお店です!
薬部門(こちら本店でのみ処方されるういろう=万能薬)★★
外郎の別名は天皇から名付けられた透頂香(とうちんこう)です
万能薬で大人気ですが最近では主成分が採り辛くなり
数が限られているそうです
この薬を買い求める方が次々と出入りしていました
お菓子部門(室町時代から続く米粉の蒸し菓子=ういろう)★★
季節の和菓子とういろうが店頭に並びます
試食もあり応対もとても丁寧!さすが老舗の風格が漂います
やはりトイレ・・・気になります!
お店の方がトイレまで案内して下さいました
外郎家の雪隠(せっちん)からコンニチハ!
本日も素敵な3時のお茶を済ませ満足な私です!
これは毎日の大切な生活習慣です
夫があまり和菓子を食べないので私ひとり分を購入です
そう言えば先日の温泉饅頭も夫は食べませんでした
本日は白を1本お買い上げ!
夜のおやつといきましょう
祖母を思い出したので今夜は昔、骨董屋さんで手に入れた
古い玉露用の九谷の器です
黒地に白い龍が描かれているお気に入り!
名古屋の青柳ういろうよりもさらっとした甘さと
美味しいこだわりの5種類です
小田原ういろう本舗は必見の価値ありです!!!