雑談処 白犬堂 -20ページ目

雑談処 白犬堂

人生って面白い!運命ってエクサイティング!
例えそれが個人の日々のさりげない瞬間であったとしても…
知ってて読んだ人も、間違って読んだ人も「ふう~」と一息つける場所になれば幸いです。

July.16th.2010 曇りのち晴れ。

午後からすっかり天気が良くなったので毎度のお散歩。

本当はUBC周りの森をトレッキングしよう!と思っていたにもかかわらず、途中で根切れて断念。またまたジェリコ・ビーチへ。

雑談処 白犬堂 雑談処 白犬堂 雑談処 白犬堂



いつもどおりの青空なのだが。。。むむ?なんだかいつもとちがう??


それもそのはず、今日から3日間、ここでは「Vancouver folk music festival」 http://thefestival.bc.ca/  なるものが開催されていた。


どーりで賑わってるわけだ!


当日券は$60。。。OooooMmmmmGgggg!!!!!!トレッキング仕様で、軽装を決め込んでいた僕は、現金を$20+小銭($6?)しか持っていなかった。泣く泣く断念ガーン

但し、こう見えて、転んでもただでは起きない。会場の外で、Folk Bazaarなる、なんだか楽しそうな催しを見つけ、足を踏み入れた。


                雑談処 白犬堂



色んな屋台?が軒を連ねて商売に精を。。。と言いたいとこだけど、音楽に併せて首を振ってるオニーサンやオネーサン、果てはテントでゴロゴロナップを楽しむ人と、どーやら売り手の皆さんも、商売そっちのけで楽しんでいる雰囲気。


      雑談処 白犬堂   雑談処 白犬堂



でも、売られている物の多くはデザイナーさんの手作りらしく、多くがかわいらしく、個性的。

お店の陳列なんかも凝ってて、つい眼を獲られてしまう。


  雑談処 白犬堂  ←はるばるチェコから来た手作りおばさん。

  雑談処 白犬堂  ←怪しげな魔女帽をしきりに勧めるおにーさん。



その他諸々のお店も、とってもピース&フリーな雰囲気。


      雑談処 白犬堂   雑談処 白犬堂
      雑談処 白犬堂   雑談処 白犬堂



チェコ・レパブリックから来たというオバチャン(名前忘れちゃったショック!)とは、ひとしきり2~30分話をして(酷いヨーロッパ訛りだったけど)楽しかったこともあって、彼女の特性ウエスト・ポーチ(てづくり)を、別のお店のオネーさま(メチャ綺麗な)からは、レイバン(風)サングラスを購入!占めて$20と格安でしたにひひ サングラスは、$12を$6にまけてもらって。。。最初、本物のレイバンだと思ってた僕は「え、やすっ!」と呟いたら、「フェイクだから。。。」と。。。でも、とっても軽くてかけ心地が良いので感動!


      雑談処 白犬堂   雑談処 白犬堂



帰り際に、来年はちゃあんと切符を買ってくるもん!と、口惜しく会場内をのぞいたのでした。。。

  雑談処 白犬堂  ←会場内に、どんどん増えてく来場者シラー 

  雑談処 白犬堂  ←それを見つめる彼女もチケットなしはてなマーク



ところで、野外フェスって、主催する側は結構大変だよね。

遠い昔、大学生の頃、福岡の志賀島で「サマー・ピクニック」っていう催しの警備(時々、大道具?)をやって、大雨に降られて大変だったことを思い出した。

今でも眼をつぶると、吉田拓郎先生の「ア~ジアの~かったすっみでえ~♪」と不眠不休の頭にガンガン響く声が聴こえてくる。。。

この催し、18日まで続いてるみたいやけん、行ける人はどーぞ!僕は。。。仕事です。ギャフンしょぼん




本日「ブレイブ・ストーリー」という小説を読み終えた。


あらすじ)

「亘」は、どこにでもいるような平均的な小学5年生。ある日、隣のクラスに、謎めいた美男子「美鶴」が転校してくる。頭がよく、外見も美しい美鶴。自分とは似ても似つかぬ美鶴に、亘は興味を抱くとともに脅威を感じる。

そんな時、それまでごく普通の家庭であった亘の家に、ある騒動が持ち上がる。子供の亘にはどうしようもない理不尽な大人の都合。ボロボロに壊れてゆく家庭。不安に押しつぶされ、命まで落としかけた亘だったが、ある導きによって、現世とは別のもう一つの世界「ヴィジョン(幻界)」へ。

人間の運命を司る創生の女神さまに会い、壊れかけた己の運命を修復するため、旅人「ワタル」として幻界のどこかにあるという運命の塔を目指す旅へと出発する。

新しい出会いと別れ、現世と密接に結びついた幻界の謎、多くの経験を経てワタルは大きく成長してゆくが。。。果たしてワタルは、運命の塔へたどり着けるのか?そして、ワタルの最終的な願いとは


             雑談処 白犬堂


最初に手にしたのは3週間ほど前。本の虫が疼いて詮方なかった僕は、前日に読み終えた「蒲生邸事件」(これも素晴らしい物語だった!)の切ない余韻に浸りながらも、全身で新たな読み物を欲していたのだった!


                   雑談処 白犬堂



正直、初めは少し躊躇した。。。上・中・下3巻から成る長編小説であることや、タイトルから受ける、ややもすると子供っぽい印象が、僕の心のどこか繊細な部位に引っかかってしまっていたのだ。

「だいじょーぶかなあ、面白いかなあ?・・・まあ、上巻読んで決めようっと。」と、こんな具合だった。


しかし、頁をめくるにつれて、こうした僕の浅薄な懸念は、ものの見事に裏切られることとなる。

前半は、ややスローペースながらも、読み進むにつれて、まるで自動車が次々とシフトアップしてゆくように、ストーリーはその流れを速め、鋭さを増し、僕をその世界へ釘付けにする。ドキドキして眼が離せない!事実、上巻2週間、中巻4日間、下巻は2日で読んでしまった。(ちなみに僕自身の心のギアが入るのに、しばしの時間が必要だったが、上巻が面白くなかった訳ではないので悪しからず。)


本当に素敵なファンタジーだった。ワタルと周囲の人たちの懸命に生きる姿勢から、人間の強さ、弱さ、愛情の深さや脆さ、出会いの素晴らしさ、そして、勇気を持つことの大切さを、まざまざと見せ付けられた。

文章は、ファンタジーという枠組みに沿うかのように平易なれど、内容は深く、僕の心の奥底を貫通してくれた。


一言で言うなら。。。「ファンタジー大作+NHK大河ドラマ+昼ドラ」という感じかな?

告白すると、いい歳して、笑ったり、怒ったり。。。何度も泣きました。ぼろぼろと零れ落ちる涙が止まらず、何度も眼を腫らしながら読みふけりました。


チューリップオレンジ子供や動物を溺愛してしまう貴方。

チューリップ黄ドラクエなどのRPGが好きな貴方。

チューリップ紫紅の豚、ナウシカ等々、ジブリファンの君。

チューリップ赤ハリーポッター、ネバーエンディングストーリーなどファンタジーがお好きなそこの彼。

チューリップピンク浮気・不倫など、ドロドロした昼ドラにドキドキな彼女。


などなど。。。


このような症状を持つ皆様、ぜひぜひお勧めしますニコニコ


Jul,13th,Tue 今朝は、早くから働いた。

8時スタート(お店は6時から)だったので、6時に起床。おかげで、夕方早くあがったものの、帰りは眠くてしょうがなかった。

バスの中で惰眠を貪る。瞼の内からでも感じる強い日差しに、おそるおそる薄眼を開けてみると、そこはパークロイヤルだった。僕の住んでいるDTから北の海峡を超えてすぐにある大規模ショッピング・モールだ。

                雑談処 白犬堂


なんとなく・・・善意も勿論悪意もなく、ただ虚無と空白だけを携えて、僕はここでバスを降りてみた。

ひたすらに高い青空に、眩さでその形が滲んで見える太陽がポッカリと浮かんでいる。

ここのところ夏仕様に転じたここの陽は、毎日午後9時過ぎまで、その姿を天空に留めている。そのせいか、もう夕方だというのに、真昼に負けじと燦燦と照りつけてくる。


予感がなかった訳ではなかったのだが、案の定、その先の道路は渋滞していた。

夕方の帰宅交通の集中に加え、過酷な交通条件・・・パークロイヤルという大規模集客施設、すぐ脇にはフリーウエイへの出入り交差点、それを過ぎると即老朽化で工事中の単路が出現し、極め付きはほんの少し先に控える橋梁(ライオンズゲートブリッジ)・・・という、ど素人でも一つは指摘できるくらい豊富な「渋滞要因の詰め合わせセット」が備わっていることを、僕は前もって知っていたのだ。

     雑談処 白犬堂   雑談処 白犬堂

どーしても、なんとしてでも、渋滞に嵌りたくはなかった。こんなにも青い空の下で、風も通らない車内に箱詰めされて、ボーッとしたまま時間を止めてしまうのだけは、ゴメンこうむりたかった。それならばイッソ、疲れた身体に鞭打ってでも動き続けていたかった。誰にもこの時間を無為に留めさせるものか。


精一杯胸を張って、でもヨチヨチと、僕はDTに向けて歩を進め始めた・・・

前方の木立の向こうにライオンズゲートブリッジのアーチと橋脚が見えてくる。

                雑談処 白犬堂


15分?20分?それとも?僕は橋の中央付近に到達した。アーチの中央部は、周囲を高速で往来する自動車群の影響によって微妙に揺れていた。不思議なことに、高所恐怖症の僕が、その微震の中ほどに立ってみると、思ったほど恐怖を感じる事はなかった。調子に乗って眼下を見下ろしてみる。さすがに眩暈に足を掬われそうになり、堪らず視線を空に泳がせた。

高い、高いのだ。
     雑談処 白犬堂   雑談処 白犬堂

右前方に公園の森が、左手には懐かしいDTのビル群が見えてきた。獅子の与えたもうた試練も、直に終わりを告げようとしていた。

     雑談処 白犬堂    雑談処 白犬堂

眩暈をやり過ごし、僕はようやく「獅子門橋」の南側へたどり着いた。感慨深げに獅子の顔を見つめる。その姿は、古の頃、旅人に質問を投げかけては答えられぬものを喰らったと言われる、伝説のアレを想起させた。

     雑談処 白犬堂  ←伝説の「アレ」に似た面持ちのコレ

ここで、毎度のことながらトラブル発生!緊急の赤ランプの代わりに顔を赤く染めながら、僕は本線を逸れて脇道へと突入せざるをえなくなってしまった・・・橋上で受け続けた風が、あまりにも強かったため、またもやお腹を冷やしてしまったのであった。


まっしぐらに森の小路を登り、手近の施設へ。ここは森とはいっても僕にとっては我が庭園のように親しんだ場所であるから、何がどこにあるか手に取るようにわかる。おかげで大事を免れることができた。

ここまできたからには、このまま森を海岸沿いに突っ切ろう。僕は思った。同時に気付いた、僕の両足・・・普段は数時間歩いた程度ではビクともしない丈夫な足達・・・が、昼間の疲れからか悲鳴を上げ始めているのを。横目に時折望める海の様子を伺いながら、僕はいつもより2割り増しほど慎重になって歩を進めた。

     雑談処 白犬堂   雑談処 白犬堂

森の道は深く暗いが、海沿いのルートは舗装されていて、木々が僕ら歩行者を守る防人のように枝を広げて、鋭い日光の直射を遮ってくれている。思っていたよりずっと快適だ。
     雑談処 白犬堂   雑談処 白犬堂

しばらく行くとホロー・ツリー?の案内板が。

えーと・・・なんだっけ、これ?と考えている内に、この「ホロー・ツリー」が出現。ああ、映画「スリーピー・ホロウ」に出てきたような・・・ちょびっとクリーピーな樹木の亡骸。夜は見たくない。
     雑談処 白犬堂   雑談処 白犬堂

更にしばらく歩くとビーチへ、ここで、思い切って海沿いへ出てみた。なんとなく潮風に吹かれたくなったのだ。

     雑談処 白犬堂   雑談処 白犬堂

ウネウネと折れ曲がる海に沿った小路(シー・ウオール)。自然の地形を利用したのだから、こういった形状にならざるを獲ないのであるが、わかっていながらも足がついてこない。腰まで重く沈んでいる感じだ。振り向くと、そこに子泣きジジイが!って気がしてくるほど足が思うように進んでくれない。


何度か角を曲がる・・・すると・・・ああ、見えてきた!

     雑談処 白犬堂   雑談処 白犬堂

森の出口を抜け、街の方向へと・・・黙々と、ただひたすらに歩を進める。
                雑談処 白犬堂


やっと、帰還。イスカンダルから帰還したヤマト(帰還したんだっけ?したんだよね?)の乗組員のような心境に浸る。(だけど、せいぜい2時間程度しか歩いていない)

                雑談処 白犬堂


帰った後、何度も足が攣った。これを書いている間にも2度ほど、右足の裏と脹脛が痙攣を起こした。

「アシガツル」って、えいごでゆーとなあに?とか考えて気を紛らわせている最中である。


どんなにドン臭くても、やはり文明の力は素晴らしい。便利だ。

でも、利便性だけが全てじゃないよね!

まだ、懲りてはいないらしい・・・