こうたくえきしょう【glossy liquid crystal display】 日経パソコン用語事典2008
表面に光沢感がある液晶ディスプレイ。2001年末に日立製作所のノートパソコンが「ラスタービュー」という名称で採用した。以降は富士通が「スーパーファイン」、NECは「スーパーシャインビュー」、ソニーは「クリアブラック」など各社が光沢液晶を搭載したノートパソコンを投入した。
通常の液晶ディスプレイは表面に微細な凹凸があり、これをアンチグレア層という。外光の映り込みを抑える効果があるが、曇りガラスをかぶせたように表示全体が白っぽくなる傾向がある。光沢液晶はこのアンチグレア層を取り払ったもの。外光が表面で拡散しないので、黒の描写が引き締まった印象になり、画像を鮮明に見せる効果がある。
光沢液晶の弱点は、外光を表面で直接反射するため部屋の照明などが画面に映り込むこと。これを防ぐために外光の反射を抑える表面処理を施した光沢液晶もある。反射した光が紫色に見えるのは人間の目が敏感に反応する緑色を抑える処理をしているため。
