皆さんこんにちは。ゲーム・アニメライター専攻19の友野 辰貴です。
いつも洋画について取り上げていますが、今回も例に漏れずまた洋画です。
というのも、3月20日に映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』が公開されたので、洋画好きとしてチェックしておかねばと公開初日に観に行ってきました!
映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』ですが、本作は『スーサイド・スクワッド』(2016)に登場したキャラクター、ハーレイ・クイン(演 マーゴット・ロビー)を主役とする、女性ヴィランの超絶ぶっ飛びアクション作品です。
スーパーマンやバットマンを生んだDCコミックス原作、『マン・オブ・スティール』(2013)や『ジャスティス・リーグ』(2017)などをてがけるDCエクステンデッド・ユニバースの最新作、『シャザム!』(2019)に続く本作の魅力を紹介します。
~あらすじ~
悪のカリスマ=ジョーカーと別れ、すべての束縛から放たれたハーレイ・クイン。
モラルのない天真爛漫な暴れぶりが街中の悪党たちの恨みを買うなか、謎のダイヤを盗んだ少女を守るため、悪を牛耳る残忍でサイコな敵、ブラックマスク(演 ユアン・マクレガー)との全面対決へ!
悪VS悪のカオスな戦い前に、ハーレイはとっておきの切り札、クセ者だらけの最凶チームを新結成。ヴィランたちの世界で、予想不可能のクレイジーバトルが始まる!
本作の魅力は、なんといってもハーレイ・クインの視点で描かれる物語という点です。
ハーレイ・クインはもともと、犯罪界の道化王子とも称されるほどの極悪人・ジョーカーと組んで悪だくみをしていました。アメコミ史上、最凶の愉快犯ともいえるほど。
そんな彼の下で働いていた彼女は、同じくらい狂気的で常人には理解できない思考を持っています。そんな彼女の物語は観る人々を、まさにハーレイ・クインワールドへいざなうでしょう。
そんなハーレイの物語、個人的にとても印象に残ったシーンがあります。それは金属バットで戦うアクションです。
ダイヤを盗んだ少女を確保するため、警察署でほかの賞金稼ぎと戦うハーレイ。そこでとっさに武器を探すのですが、机の上にチェーンソーなど殺傷力が高そうなものには目もくれず、金属バットを手にします。体操選手のようにアクロバットな動きと、華麗なバットさばきにとても目を奪われました。
ハーレイ・クインにとってバットやハンマーは、バットマンのバットラング(コウモリを模した手裏剣)、アクアマンのトライデント(三又の槍)のようなもの。ある意味当然の判断なのですが、ハーレイを象徴するとてもいいシーンだったと思います。
ほかにも復讐に燃える殺し屋、ハントレス(演 メアリー・エリザベス・ウィンステッド)や、超高音波の歌声をもつブラック・キャナリー(演 ジャージー・スモレット=ベル)などのキャラクターが登場。
特にハントレスは、バイクを乗りこなしクロスボウで戦う超クールな第一印象にもかかわらず、殺し文句を事前に鏡の前で練習したり、人との会話が少し苦手気味だったりする一面もある。そのギャップがとても可愛いので、ぜひ劇場でチェックしてみてください。
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