子どもたちの公園でのひとコマ。
『鬼ごっこしよー!』
ふむふむ、鬼ごっこするのか。
『おにきめするよー!足出して!』
♪お・に・き・め お・に・き・め
お・に・じゃ・な・い・ひ・と♪
えぇーっ!何ソレー

そんなの初めて聞いたよ!
私が子どもの頃は無かった!!
しかも、
『鬼じゃない人』を決めるんだ
それ、大人数だと大変じゃない?
『鬼の人』を決めたらいけんの?
後で聞いたら、
あんまりにも人数が多いときや
早く決めたいときは
『おにのひと♪』って言うらしい。
でも、たいていは『おにじゃないひと』
を使うらしい。
なんでわざわざ時間がかかる方で
今日は
大学院受験の反省会です。
いろいろ考えた結果、
合否にかかわらず
大学院には入学しない
という結論に至りました。
これまで応援してくださった方々には
申し訳ないとしか言いようがないです。
すみません🙏
でも、考えても考えても、
やっぱりこの結論になるんです。
なので今日は
今までの反省点を
洗いざらい正直に白状しようと思います。
反省その①
研究領域のキーワードだけで教授を選んだ
:研究領域の一覧をずらーっと見て、自分の興味のあるキーワードが並んでた教授に即アクセスした。実際に会ったときの相性が大事だと思ってたけど、研究は相性だけでするものではありませんでした
反省その②
学問分野についてきちんと理解していなかった
:そもそも、その学問の名前を聞いたことも学んだこともないところからスタート
考え方や研究内容はどれも面白くて、本を読んでいる分にはすごく興味深い内容だったんだけど、実際に自分が調査するとなるとどういう見方になるかまで理解してなかった。
反省その③
勉強していくうちに
何度も違和感を感じることがあったのに
見ないふりをして進んでいた
:研究計画書を書く段階で、自分の研究テーマをこの学問の手法に当てはめるのは難しいと感じていたけど、何か方法があるはず!と気づかないふりをしていた。
大学院に入学したら自分の事業にかける時間が激減することについても、それが本当に正しいのか迷いながら進んでいた。
反省その④
その学問分野の思考法に合うように
自分の考えの解釈を変えていった
:こういう考え方もあるのでは?と拡大解釈を続けて、一番最初にしたいと思ったことからズレていってた。
反省その⑤
学生=まだ準備段階、という立場になることで
どこかで保険をかけていた
:具体的な事業案が固まっていない不安から、“勉強しながら探していこう”と自分に都合のいい猶予をかけていた。
…うーわ、もうほんと、
ダメダメやん
なぜここまで立ち止まれなかった
いや、違うかもな〜とは思ったけど、
やるだけやってみたかったんだ。
どこかで“決定的に違う”と思うまでは
いろんな可能性を
試してみたかったんだ。
入試は記述試験と口述試験だったんだけど、
正直、記述試験は
自分としてはめっちゃできた感触でした。
書きたいことはちゃんと書けたし、
考えてきたことや想いを
最後の1分までつかって書けた!
記述試験終わったあと、
夫に送ったLINE↓
『これ以上ない出来!
これでダメなら、
見解の相違としか言えんわ〜。
それならそれで、仕方ない!』
そして、口述試験。
見解の相違、
ありました
記述試験について
『どうしてこういう考えになったの?』っていう
質問がいろんな角度からあったけど
教授の質問と私の答えが
噛み合ってない
『言ってることは間違ってないんだけど、
アプローチ方法が違うんだよねー』
っていう…
間違ってないけど、違う???
そんな会話が20分くらい続いて、
あ、これは、
そもそもの思考方法が違うな
と感じた(たぶん、教授も感じたと思う。)。
私が研究テーマとしていたのは
『現代日本の働く母親の生き方』
だったんだけど、
私はこのテーマにたいして
“私自身、日本の働く母親のひとりとして
自分と同じ日本の働く母親を研究する”
というアプローチ方法をとろうとしていて。
でも、
教授の学問分野の手法だと、
このテーマにたいして、
自分とは全く異なる
母親にならないという選択をした人々や、
父親や、
遠く離れた異文化(たとえばアフリカとか)の母親を研究対象として、
日本の母親と比較することで
現代日本の母親の生き方を考察する
というアプローチ方法をとる。
つまり、
ゴールは同じでも
アプローチ方法が真逆
これは…このズレは…
埋められないな
なんとか最後まで試験受けたけど、
帰りの車に乗った時点で
『これは、入学しないほうがいいな』と
分かっていた。
でも、
とりあえず家に帰ろう!と思って
なんとか帰宅したんだけど…
頭痛がすごい…
うわーーー
もう自分の中で結論は出てしまってるんだけど
でも、
もう少しだけ
時間をおいてみよう。
そう思って眠ってみたけど
朝起きて
やっぱり違うわ!
という結論しか出ず。
友達に聞いてもらったり
妹に聞いてもらったり
夫にも話してみたけど
満場一致で
自分の研究したいことができないなら
入学する意味ないよね?
という結論に
ですよねーーー
というわけで、
まだ合否がでるのは数週間先ですが、
現状、
合否にかかわらず
大学院には入学しない
という答えになりました。
まぁ、あの感じでは
そもそも不合格だと思いますが
でも、この2ヶ月間、
たった2ヶ月!!されど2ヶ月!
ほんとにたくさん本読んだ!
めちゃくちゃ小論文書いた!
思考も深まったし、
新しいこともたくさん学んだ!!
なにより、
今まで私が大事にしてきた
“『こうあるべき』を疑い、
人生にはいろんな選択肢があっていい
という考え方”が
間違っていないという自信をくれたのは
この学問だった。
私にたくさんのことを教えてくれて
ありがとう
教授からお借りしている本は
また後日、お返しに伺おうと思います
感謝とともに
答えが出たとき、
前日から続いていたひどい頭痛が
消えた
そしてやっと、
ビジネス一本でいこうと
決心がついた
そもそも、
大学院に入学したくて退職するわけじゃない。
退職することを決め、
職場にも辞意を伝え、
起業の準備を始めてから
“大学院”が選択肢の1つとして
出てきただけで、
もともとのプランに戻るだけだ
今わたしが一番エネルギーを注ぐべきなのは
3月から始める
はじめてのセミナー
私のセミナーを楽しみにしてくれている人が
8人もいるって、
ほんとにありがたいこと
その期待に応えられるように
今の自分の全力を出さなければ
ホリエモンの日めくりカレンダーに
書いてあった。
『行動せよ。そのことによって存在せよ。』
うん、そうだよね!
行動なくして変化なし
さらに、
『大事なのは、"GIVE! GIVE! GIVE!"
惜しみなく人に与えよ。』
今まで私が得たものを、セミナーを受けてくれる人に惜しみなく提供しよう!
私また“自分だけの学び”に傾こうとしてた
でも、
学びは人との関わりから得られるもの。
そして何より、
セミナーはじめるの、
めっちゃ楽しみ〜

早速、本屋さんで
テキストと問題集を購入
来週中には最初の通知文を
受講者のみなさんに送りますので
待っててくださいね

来週からは
セミナー資料を作成して
モニターとして産休中の同期に授業して
意見をもらいたいし
月曜からは
社労士の事務指定講習もはじめるし
↑やっと本来の退職理由登場(笑)
ジャズダンスの練習もはじまるし
うん、
大丈夫!
ちゃんと前に進めてる!
私は私のフィーリングを大切に
自分のペースでやっていこうと思います
最後にあらためて、
今回の受験に関して力になってくださったみなさん、
本当にありがとうございました
これからも応援していただけると
うれしいです

*追記*
それにしても、たった2ヶ月の試験勉強で
うまくいかなかったらこのダメージ
これが高校入試や大学入試だったら
どれほどの絶望か…
私の人生もいろいろあったつもりでいたけど
何もわかってなかったなぁ
今回の落ち込んだときの気持ちは
忘れないようにしよう。
きのう長女が作った
トリュフ
次女と三女に邪魔されながらも
ちゃんとキレイにできました
これから友達と集まって
公園で交換会をするらしい。
包みを見たけど15袋くらいはあるなぁ
私が10歳のとき、
そもそもバレンタインのチョコを配ってなかったけど
配ったとしてもそんなに人数いなかったと思う。
娘に友達がたくさんいることを
ホントにホントにうれしく思います

人生で一番大切なこと
それは
人と人とのつながり
これだけは間違いない


