「楽しく資産運用!」 元金融系役員の語る、株式市場! 

去年まで専属株式運用者だった30代の日記。現役時運用成績は4年で約50倍。

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忍耐相場

まあなんとも、今は忍耐相場、なるべく市場には資金を置かない、効率よく置くということが必要。アサックスのように連日のストップ高銘柄が久々に出たわけであるが、この欲望と恐怖の間で投資家はいかに冷静になれるかである。5銘柄のうち1銘柄だけだし、かなり低い確率なわけだ。確かに初値で買っていれば・・・と思うのは今であるからであり、初日にはそうは誰も思わない。GCAと同じことが言えるわけである。 ただ市場変化として、こういった銘柄が順次増えてくれば良いわけだし、やはりライブドアの結末を知りたいといのが新興株をやる投資家の考えであろう。なので、こういった動きをするものも確かにソソルわけであるが、ここは忍耐、資金を減らさないでまずは3月を待つことになる。

オーストラリアの不動産は売り時?買い時??

現在オーストラリアにいるのだが、こちらで不動産を2つ持っている。最近買った物件が1つと、前から持っている

物件が1つ。どちらともリゾート地内ではあるが、ミリオン級ばかりの物件が多い。


オーストラリアではオリンピック以降2001年、02年と不動産の価格が急騰し、2004年には落ち着き現在は少し

下がり傾向である。日本人はどうしてもバブルを思い出すため今不動産投資をしている人はほとんどいないし

最近の値上がりと、円安でほとんど売却してしまった人が多い。


まあバブルの経験があるので、下げ際を見てまた買うという人が今は多く、当面は下がるのを待つという人が8割

である。ただ現地のオージーは8割は強気である。モーゲージが払えなく、たたきうるケースも多い。最近買った

物件はそういった物件。確かに安いが、でも01年から比べると倍近くで買っている。


オーストラリアの不動産は買いか売りか? 株式運用のプロとして、不動産分野を見る上では需給がやはり重要。

金利は7%ちょっと、これはこの国ではたいした大きな物ではない。日本のバブルと比較すると数年で崩壊という

シナリオだが私はそう見ていない。


まず人口が増えていること。そして、巨大なアジア諸国からの人口、移民等今後も増える傾向が強いということ。

さらには日本人もそうだが、治安悪化や資源不足などで自給自足が可能な欧米諸国は唯一であるということ。


不動産の価格という意味では目先は調整であろうが、良い場所はそろそろ買い、新興住宅地や場所が悪いところは

売りということになる。つまり日本で言えば、広尾麻布みたいなところは安ければ文句なしに買っておきたいし、

千葉や茨城みたいな物件は売り。


たとえれば、サーファーズなら、パラダイスウォーター、ソレント、モナコあたりは下のオファーで買えるなら買い。

特にモーゲージによる投げ物件は安く買えるので買い。逆にロビーナやサウスの高騰したところは売りと考える。


ノースで言えば、サンクチュアリ、ホープアイランド、ソブリンは買い、クーメラは売りということになる。


後は、安く買えるかどうかであり、当然現金決済をすればかなり安く買えるチャンスはある。


つまり良い場所なら投資としてそろそろ買い頃だと見ている。

ライブドア結審

raiあのライブショックから1年以上が経とうとしている。新興市場は某下げとなり、多くの投資家がその後去っていった。昨日もドリコムやテクノマセなどの下方修正でストップ安を付けた銘柄も多く、新興市場の下げはまだまだ続いている。 3月16日にライブドア事件の判決が結審する。この判決は今後の日本に大きな意味をもたらす。下品さ、目だった行動がこのような事件へと導いたのは事実であり、犯罪かどうかというのは実は誰にもわからないし、結審したとしても事実とは別かもしれない。 ただこの問題として大きな意味を与えた点として、役人天国、不正を裏でしている人間が誰も知らない中犯罪を犯しているということを今後あからさまになるということ、そしてグローバリズムの中、日本という極東の孤立した国の転換期に来ているということだ。 目だったらだめだとか、地検がどうかとかいう小さな問題ではなく、これは21世紀の日本を見る上で大変重要な出来事、つまり21世紀を占うシグナルでもある。つまり国がどう判断をするかというのは、とても見ものであるというわけだ。 ビッグマウスは目立つための広報みたいな物であり、すべて本心ではないだろうし、明らかに駆け引きゲームであり、やはり大きな物に噛み付くにはそれしかなかったのだろう。ソニーの買収が現実化されなかったわけだが、誰かがこの判決の後にやるであろう。流れは不変であり、あくまでも役人官僚主義は追い風にある。そもそも世界という軸にあまりにも合っていない国家であるわけだ。 新興市場をずっと見てきた投資家、さらには成功を維持している投資家はここはダンマリであり、投資は最小にしているはず。それだけ賢い人間が生き残った今、この判決が見ものとなる。無罪となれば新興株は劇上げするというわけでもないし、逆でもない。ただ新しい分野の道が後の世代に開ける道が残っているか、否かというだけの話である。 21世紀は宇宙事業、ライフサイエンス、ロボット工学、そして最終的には資本主義の崩壊がある。この事件でわかったこと、それはお金も必要だが、それだけではない、創造とか、徳とかということだ。何でも自分だけ良いという発想はやはり純粋におかしい。彼も本心はそうでないはずだが、戦うためにわざと金という力を振り下ろしただけなのだから、そんなことをまっとうに話し合っても仕方がない。 もし無罪とならないとなれば日本は、軍事力、防衛力、国際的な思考や宇宙事業に10年は遅れることは言うまでもない。というよりそれだけ日本人というのは変化を嫌う人種、強引な戦略を外的に行われるのは必至である。交渉やディベートがへたくそなだけ、内心に意思を閉じ込める傾向があるのは、いずれ爆発し、切れてしまう。それは真珠湾攻撃で事例がある。世界はそう見る。 そもそも株だけでなく、どんな分野でもある程度成果が上がらない人というのは自分の都合、中心で物事を考えてしまう。特にわれわれは島国であり、そういった意味では無知である。世界地図を日本中心にしか見れないような人というのはまず株でも資産は築けないといつも私はアドバイスしているが、まず株で儲けたければ、デートレの本など読む前に、世界地図をひっくり返し、アメリカ中心に見ること、そして中国中心に見ること。日本がどれだけ中国本土にテトラポットになっているかわかるはず。そういった観点で物事を考えなければ株だって何をやるにだって人の歯車にしかならないであろう。 発想の展開というのが苦手なので、狩猟的な株式投資には基本的には向いていない。内向的なものづくりが向いているのであり、それが20世紀を支えたのだが、21世紀はそうはいかない。変化に応じられない人間はいち早く自然の摂理で食われてしまうというわけだ。 ライブドア、そしてホリエモンはそういったことが言いたかったのではないかと思うわけで、これはまず三角合併解禁の5月以降、自然とわかるはず。まあ見ていれば良いということだ。尻に火が付いてあわてても仕方ないよということになる、なので3月に結審させ、結論を見て、株式交換解禁、そして選挙、利上げもしくは円安となり、08年の修羅場となるのだろう。 来月のホリエモンの結審は、もう忘れ去られたようではあるが、実際、外資中心に若手もこの動向を注視しており、日本の底の深さ、懐の深さがわかる最大の材料なのである。 有罪となれば円は売られ、利上げもできず。無罪となれば新生ニッポンの到来であり、どちらにしてもバブル後最大のウネリが市場に入るわけなのである。
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