二年間は、絵の為に費やせることになった。

その際、自分の事について、
物を作らなければという意地について、
そしてその元について、
話をした。
実際、生んでくれた親に話すのは、
思っていた以上に、勇気が必要だった。


未来の事は、分からない。
この先、自分がどんな人にであって、どんな事があるか、わからないけど。

いろいろあったけどね、今はまだ、男の人は無理だと、思った。
絵をかくモードに入った時点で、自分自身が、
そんなものだから、しばらくは無理だ。

いつかもっと、寛容になりたいけれど、
私にはどうしても築けない関係があるから、

物を、作っていきたいと、思った。
何があるかわからないけど、
物は、つくりつづけなければいけないと思った。

それが、私の、意地だ。