巨人・阿部「受け入れられない」

 木村内野守備走塁コーチの早すぎる死に、選手も動揺を隠せなかった。主将の阿部は芦屋市内の宿舎で「広報の方から聞いたときは受け入れられないという か、本当なのかというのが正直な気持ちでした」と神妙な面持ちで話した。今後のシーズンに向けては「拓さんの気持ちの分までやるしかない」と、必死に前を 向いた。(デイリースポーツ)

◎カープの試合に一喜一憂してブログに書くのがイヤで、避けていた。そして木村選手の件も同じく。

◎木村拓也、願いが通じず逝ってしまった。ボクには、巨人のキムタクより、16年在籍した広島カープのキムタクである。キムタクというより、ボクはやっぱりタクと呼ぶ。誰にも好かれた選手である。努力と自然な気遣いの人。TVだけでもよく分かる。ここぞの時に期待を裏切らず結果を出してくれた選手でもある。渋さ好きには堪らなく良い選手だが、人柄で多くのファンになった人は、ボクだけではないはずだ。

◎享年37歳。とにかく、
早いよ早過ぎるよタク。来週誕生日だったではないか。大変な愛妻家であった。どうか安らかにおやすみください。ご冥福をお祈りいたします。ご遺族の方々へ心よりお悔やみ申し上げます。合掌。

◎木村拓也(きむら・たくや) 1972年4月15日生まれ。宮崎県出身。173センチ、75キロ、右投、両打。宮崎南高-日本ハム (1991~94)-広島(95~2006)-巨人(2006~
)通算成績:1523試合出場、4000打数1049安打、103本塁打、280打点、2000、01年オールスター出場、04年アテネ五輪日本代表メンバー。