誰もがミハエル・シューマッハのF1復帰を喜んでいるわけではない

Not everyone will be glad to see Michael Schumacher back in F1

◎これは、F1通信の記事タイトルだが、この思いは少数派ではないと思う。このF1史上もっとも輝かしい偉業を遂げたドライバーとして異論の挟む余地などないのは分かっていても、40数年のF1ファンとして、このドイツ人に感情移入するのが難しい。異常なまでの負けず嫌いが不正を犯し、さらに何度も汚点に塗られた一番大きなトロフィーを表彰台のど真ん中で高々に上げてきたミハエル。セナとは違う傲慢さと冷徹さに見えてとても居心地が悪かった。引退後、その冷徹さがどう変化したものだろうか興味もあるが、メルセデスとミハエルの組み合わせは、とにかく夢がない一言に尽きる。勝利への執着よりもオイちゃんらは、ドラマを見たいのだ。こんな時代だからこそなのに。分かっちゃあいない組み合わせなのだ。

では、この辺で。