毎週金曜日の夜は、

「探偵ナイトスクープ」を見て、

「白熱教室」を見て、

「座王」を見て、

「就寝」する。


昨夜もフルコースでテレビサーフィンしていた。


「白熱教室」は、マイケル・サンデル教授の講義で、アメリカと中国と日本の学生がお題目についてディスカッションするんだけど、毎回、見ていて思うことは、なんで日本の学生だけが「日本語」で通すんだ?????しかも、どうもディベート力も弱いように感じる。

アメリカの学生はもちろんのこと、中国の学生も、流暢な英語でキリッとディベートする。

要は、日本人はお行儀が良すぎるのだろうか。


日本人の学生は、小学校の時に叩き込まれた「人の話を聞く時は、手は膝の上」。背筋も伸びて、ちゃんと座っている。

中国の学生は、足を組み、ペンをプラプラさせながら聞いてる感じ。

アメリカの学生は、一人ずつ個別でオンラインに参加しているので、顔しか映っておらず、座っている姿までは見えないけど、基本、アメリカ人がオフィシャルな席でも足を組みフランクなのは普通の光景である。まだ日本では、「え。」となる鼻ピ、クチピなんてフツーでなのだ。


日本でトップクラスの学生たちが、英語の講義を日本語で受ける。

国民性からか、ディベートもソフト。

これって日本の将来を憂うべき事態ではないのか。どーやって、世界と渡り合うのか。


もちろん今までも、日本の英語教育は絶望的。だけど、最近はちょっとはチカラの入れ具合が変わってるのかと思いきや、どうも違うようである。

あの番組のあり方をヨシとしているNHKもヤバくない?

もちろん番組に出ている日本の学生たちの中にも実はペラペラの学生もいるのかも知れない。だけど、番組自体は、日本人は日本語で、となっているのは間違いない。ってことは、サンデル氏も話しにくくて仕方ないはず。だって、日本人の学生をあてるたびに通訳が入るから、タイムラグありすぎてディベートもヘッタクレもあったもんじゃないはず。

きっと、ここに韓国の学生が入っても英語で統一して行われるはずだ。

ディベートは、ある意味、自己主張も織り交ぜて相手を言い負かせるよーなところもあるし、これに相対的な日本人の国民性とは少しマッチしづらいところもあるかもしれないけど、こーゆーところを教育に盛り込んでいかないから、いつまで経っても「日本人は親切です」って言われるだけで終わっちまって、なんとなくどっかで世界から馬鹿にされてんじゃないか?


え?

かく言うワタシ?

ええ、ええ。そうです。国際結婚です。


英語ですか?


ディベート?


んなもん、できますかいな。笑笑


オフィシャルな場所で足を組んで座るなんてとんでもない!!


「手は、お膝」「口、チャック」ですわよ。ちゅー