口蹄疫は人災 農水大臣の責任は逃れられない
口蹄疫発生を知りながら「外遊」空白の一日
口蹄疫(こうていえき)は、家畜伝染病に指定された病気で、
ウイルス感染する。高い伝播性、罹患した動物の生産性の低下、
幼獣での高い致死率という特徴を持つことで有名だが、
伝播(伝染)が早いため、疑いのある動物は全て殺処分するしか方法がない。
従って、この病気は初期の段階での処置をいかに早くするかが基本となる。
実は、宮崎県と北海道でも10年前に発症したが、
すばやい対応で宮崎県では35頭、北海道で7百5頭の殺処分で済んでいる。
今回の「事件」は、4月9日、口蹄疫と思われる牛が発見され、
この時点で、検体の検査、封鎖などの処置を取っていれば拡大は防げたはずだが、
口蹄疫と判明したのは、なんと20日になってから。
当然、農水省も承知をしているわけだから、この時点で「具体的な対策」を
立てるのが常識。
農水大臣の現地視察もあって当然の状態。宮崎県は全国第三位の肉牛産地と
考えれば常識の範囲だ。
ところが、赤松農水大臣は何の行動もおこしていないばかりか、
口蹄疫が確認された後の4月30日から5月8日まで「外遊」に出た。
報道によれば、4月20日には、東知事が赤松農水大臣に面会しているので、
事態の重大性は十分認識していたはずである。
そもそも、大臣は、家畜防疫法の責任者。となれば10年前の事態について
「知らなかった」にせよ、官僚からの報告は受けているはずだ。結論から言えば、
官僚は為すべきことを知っていた。
ところが「政治家主導」の民主政権では、大臣の許可なくして動けない。
そこで、膨大な費用のかかる殺処分に結論が出せなかった。
その結果、15万頭以上殺処分対象に、現在の殺処分が追いつかず、
法で定められている殺処分された牛を埋める場所の確保も遅れている。
大切な「種牛」まで殺処分。
この責任は、知事から報告を受けているにもかかわらず、具体的指示をせず、
何の意味もない外遊に出かけた赤松農水大臣にあることは明白だ。
つまり、人災。
ところが、大臣は、5月10日になって、やっと現地を視察、
その後の記者会見で「対応が遅れたとは思っていない」(産経新聞)
とおどろくべき「釈明」をしている。
では、赤松大臣の「外遊」とは何だったのか。
表向きは、「EPA(経済連携協定)」に関するものを目的に
メキシコ・キューバ・コロンビアを訪問すると言ったもの。
わが国は、メキシコを入れて8カ国と協定を結んでいる。(JETORO資料)
つまり、メキシコは締結済みの国で、ここで改めて緊急に行く必要はなかったと言える。
それを赤松農水大臣は、敢えて言えば「外遊」を選択。
それを鳩山総理も許可。これはあくまで推測だが、ネットでは、
大臣は社会主義者としてカストロに会いたい一念があったと言われている。
実際に会ったのは弟。この弟は現在、国家評議会議長だが、
日本の閣僚で議長に「謁見」したのは赤松氏が始めて。
さぞ、満足だったろうが、その間、牛・豚への感染は猛烈な勢いで拡大した。
責任は誰にあるか。結論は皆さんご推察の通りだ。
都議会議員 土屋たかゆき
宮崎県会議員「畜産だけではない。飲食・物流 全ての産業が止まってしまった」
『このままでは川南町が死んでしまう』
宮崎県県議会議員に弊社の電話取材にご協力を頂いた。
横田照夫議員の佐渡原町(←“佐土原町”)でも95%の牛に
日本で初めての『ワクチン接種』が行われ、
殺処分を待機する状態が続いている。口蹄疫発生農家の多くは殺処分後の
埋却地の確保が難航をしており、
最近になってようやく行政が共同埋却地を探し始め、
徐々に埋却が進むようになった。
口蹄疫が発生すれば殺処分をしなければならないことは農家の方々は
当然承知していたが、処分をした後の埋却地が無い為に、
ウィルスを発散し続ける感染した牛・豚をどうすることも出来ずにいたのが現状だ。
昭和26年に制定された『家畜伝染予防法』は現代には適さないことは明らかである。
また超法規的な判断で移動が認められた6頭のスーパー種雄牛についても、
県民からの熱心な要望に東国原知事が対応をした結果、5頭が現在に至っても
陰性つまり間一髪で助けることが出来た。
この際の国の対応にも疑問が残る。
更にはワクチン接種の時期についても様々な意見があるが、
現地の農家の方々はもっと早い段階で『他県に移してはならない』という
強い意志の元、ワクチン接種を覚悟されていたという。
イギリスの口蹄疫発生例を見ても『3日の遅れ』が感染を拡大させてしまうことは
証明されている。
10年前との比較をしてもやはり今回の初動の遅れは非難されて当然である。
横田議員のお話では高校生の総合体育大会の開催まで中止するべきとの声も
上がったと言う。
高校生の将来にかかわる大事な大会であるため、生徒には徹底的な防疫対策を指導し、
従来であればバスをチャーターして駆けつける父母らの応援団には一切遠慮を
してもらった上で選手だけの大会となった。
また輸送業者のトラックには県外から『宮崎ナンバーの車は来てくれるな』との
声もありキャンセルが多発しているという。
日南市・南那珂郡の外山衛議員、児湯郡高鍋町の松村悟郎議員のお話でも、
畜産農家が受けた被害はもちろんだが、
それ以外の産業にも大きな損害が出ていると言う。
例えば、外出も自粛せざるを得ない為、飲食店や小売業、
移動手段であるバスやタクシーなども
軒並み売り上げが激減し全壊状態である。
またレジャーの代表例であるゴルフ場では、
ほとんど来場者が無い毎日であり雇用状況も困窮を極めている。
更には様々な総会が開催される時期に口蹄疫が発生したため、
ホテル・レストラン・料亭などにもキャンセルが相次ぎ、
畜産農家だけの問題ではなく、すでに宮崎の産業界の問題だと語っていた。
口蹄疫の発生農家からは牛・豚が一頭もいなくなるのだから、
当然収入が途絶える。
収入が無ければ支出は極力抑えなければならない。
畜産・酪農農家だけではなく町全体にまわるお金がなくなる結果、
税収もなくなってしまう驚異的な悪循環を呼んでいるのだ。
ここでも政府の対応は畜産・酪農農家の補償のみに言及し、
他の産業への補償が乏しい。
このままではかつて北海道の夕張市が経済破綻をした時以上に
宮崎県の市町村は破綻をしてしまうのではないだろうか?
横田議員も『これでは川南町が死んでしまう』と危惧をされている。
県議員・職員はまさに不眠不休であたっており、毎朝6時に職員を送り出し、
深夜0時に迎え入れ、
自宅に帰れても満足に寝ることが出来ない生活が続いている。
最後に外山議員・横田議員・松村議員は
『全国の方々から激励の言葉を頂き感謝している。
明るい宮崎を一日も早く取り戻せるように、
県民の皆さんの為に頑張ります』と語ってくれた。
苦しい畜産農家に期待を持たせておいて
まさか翌日辞任とは
鳩山首相が、「遅ればせながら」宮崎県に来られました。
午前11時頃に、県庁に到着。
そのまま知事室で東国原知事や県議会議長、JA中央会の羽田会長、
農家代表などと口蹄疫に関しての意見交換に臨まれました。
時間にして、約40分。国の責任を認めた上で、
「万全を期す。」と言われたようです。
しかし、経営再建や生活保障などの全額補償には言及させず、
不満の残る会談になりました。
沖縄の普天間基地に関する言動を見てきている我々からすると、
「万全を期す」という言葉に全く重みを感じる事はできません。
せっかく来ていただけるのであれば、数字などの具体的な
お土産を持ってきてほしかったと思ってしまいます。
その後、県庁に設置された政府の対策本部に立ち寄られ、
激励をされたそうです。
それから昼御飯でも食べられたのでしょうか。午前1時前には県庁を出て、
帰路につかれました。
自分の進退についての小沢幹事長との話し合いもありましたし、
気もそぞろだったでしょう。
実際、県庁内であった記者会見では、質問の半分は進退問題に
関するものだったそうです。
そんな中で、わざわざ宮崎まで来ていただいてお気の毒でした。
少しは口蹄疫のことが頭に入りましたか?(横田議員のブログより)
何の罪もないのにね。みんな元気なのに殺されなきゃいけない。
政治家に、国に、赤松に殺されたようなもんだ
『川南町のムッチー牧場だよ~ん』弥永さん
宮崎県川南町で酪農を営む弥永睦雄さんは『川南町のムッチー牧場だよ~ん』の
ブログを通じて早くから現場の状況を訴えていた。
このブログを読めばいかに酪農・畜産農家の方々が牛や豚に愛情を注ぎ、
懸命に育てているかがお分かり頂けるだろう。
ムッチーさんのブログによって口蹄疫の感染拡大や、
農家の方々の壮絶な一月あまりの日々を知り、
励ましのメールやコメントを寄せる人も多い。
弥永氏『ブログに来てくれる人はみんな一生懸命になってくれている。
みんながコメントをくれるから、やっと生きていられるのかな。
仕事ばっかりだったらノイローゼになっている。
今は国に対する怒りとみんなからの支援・声援でやっていられるって感じている』
東京では口蹄疫を知らない人が多い。
『テレビ局もスポンサーが民主党派だから結局民主党の悪口は言えない。
頭があがらない。アナウンサーもコメンテーターも。
だからいかに伝えるかが一番大事。
選挙前までにこの現実を日本国民全部に知ってほしい。』
駅前での活動など行動を起こしている人もいる。
『署名活動や嘆願書やら色々やってくれている。本当にありがたいことだと思う。
皆さんが自分に出来ることってやってくれている。』
ワクチンを接種した牛・豚は全て殺処分となる。
『あと4日から1週間の間に(うちの子も)殺処分があるから、
それが一番の地獄かなと思う。
自分の牛が目の前でどんどん殺されるんだから。
今日、最後だと思って牛の写真を撮った。先は何すっかね。
どんげすっかね。まだわからんね。
胸を引き裂かれる思い。みんなねノイローゼにもなるよ、やっぱり。
心は折れる、折れてるどころか粉々よ。
みんな耐えてきて今がある。
俺は今からそれを体験して乗り切っていかないと。
出来るかどうか心配。殺処分も役場の知り合いが来るって言うけど、
かえって知らない人に殺された方が気持ちがラクかなって。
役場の人間は「立派にします」って言ってくれてる。
酪農の後継者の若い息子たちが殺処分の手伝いに来てくれる。
牛の扱いに慣れた者が良いから。牛の性格も分かるし。
むやみやたらにボーっと行ってボーっとしたら牛も怖気づく。
牛に。最後にそういう思いをさせたらかわいそうだ。
何の罪もないのにね。みんな元気なのに殺されなきゃいけない。
政治家に、国に、赤松に殺されるようなもんだ。
赤松がもっとまともな動きをしていたらここまで広がらなかった。
えびのが終息宣言でしょ?結局えびのは一生懸命やったんだ。
最初から、初日からああいうふうにやれば完全に封じ込めが出来たんだ。
川南に出た時は、国も関わらん、そういう悲惨な状態だった。
消毒液も無い。おれは自分で買ってたから消毒液もあった。
自分で防疫もしたから一か月以上ももった。
全ての農家の方々も毎日、必死に消毒を続けてきた。
だけど口蹄疫のウイルスには勝てなかった。
一か月の間は地獄。体力的にも精神的にも。
毎日ヒヤヒヤしながら、ちょっとヨダレを垂らせば「これ違うか?」って。
エサを食べたり水を飲めば多少の水も垂らすから、
そういうの見ながらドキっとしたよ。
症状は色々聞いていたからね。感染が出た時はすぐに分かった、
これだって。
こういう悲惨な農家を作り出した政府の責任は重大だ。
最後までたたきつぶすまでは、農家はうかばれん、
牛や豚はうかばれん。』
ブログ『川南町のムッチー牧場だよ~ん』に寄せられる多くのコメント。
『頑張ってって言葉もやっぱり大事。
人それぞれの考えはあるかも知れないけど頑張っていう言葉のコメント。
その文字が頭をよぎった時にもうちょっと頑張ろうって
自分を奮い立たせることが出来る。
頑張れた。皆が無理をするなってコメントに書いてあれば、
自分も無理はしなくなった。
頑張らなきゃいけない時は、頑張らなきゃって言葉がやっぱり大事。』
最後にそう語ってくれた。
● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ●
【ムッチーさんのブログより】2010/6/2「号泣してしまいました」
あるお手紙を紹介させて頂きます。
他にも、沢山の方々から励ましのお手紙、支援物資、
募金を預かっておりますがなかなか
紹介出来ずに申し訳ありません。
でも、このお手紙は、是非、皆様にも見て頂きたいので
紹介させて頂きます。
○○○ちゃん、勝手に、紹介してごめんね。
でも、あなたのお手紙で、
被災された沢山の農家の方々が元気になると思ったので
読ませてくださいね。
ごめんね、そして、ありがとう。
初めまして。口蹄疫で大変になっているのを
ニュースで毎日見ています。
とくに、川南町あたりが被害を受けているようですね。
私が農家の人だったらとても悲しいです。
私はあまりお金がないので少ししか、ぼ金が出来ません。
お母さんは宮崎県のお肉を買っています。
こんな小さな事しか出来ませんが、
口蹄疫に負けないでがんばってください!
私達も応援しています!がんばれ宮崎!
平成二十二年 五月二十八日(金)
宮崎県の農家の人達へ
PS牛さんと豚さんの色のしゅりけんを作りました。
これで、口蹄疫をたおしてください!
と、お手紙が書かれてました。
手紙と一緒に、愛情と手作りの、しゅりけん も、入ってました。
これを、見たときに、思わず私は・・・・。
泣き崩れてしまいました・・・・。
号泣してしまいました・・・・。
もう、こんなにも一生懸命お手紙を書いて頂き、
封筒の文字にも、
宮崎の農家を思う気持ちが込められていて
私の胸に凄く熱く熱く伝わってきました。
○○○ちゃん、本当にありがとうね。
そして、○○○ちゃんのお母さん、本当にありがとうございます。
○○○ちゃん、この、しゅりけんは、最後の日にも、
牛さんにも持たせてあげますね。
この、しゅりけんで、口蹄疫をたおしてくれますよ。
そして、私のお守りとして、ず~~~~っと、大切に持っておきますね。
本当に、ありがとうね。これを、書きながらも、涙が溢れてます・・・・。
○○○ちゃんは、9才です。でも、9才のお子様から、
凄く力を頂きました。
これから、色んな試練が待ち構えようとしていますが
○○○ちゃんから、
貰った、しゅりけんを支えに耐えながら頑張ります。
最も早く現地入りしたジャーナリスト 藤井げんき
危機管理に完全に失敗した民主党政権
-口蹄疫問題に見る民主党の無能と情報隠蔽体質-
ブログ上で、私が一番初めに口蹄疫問題に言及したのは5月6日である。
この時のブログは事態を正確に把握しており、現在読み返してみても、
少しもおかしくは無い分析と予測になっている。
(ただ一か所の修正は、赤松農水相が中南米に出発した期日である)
このブログの中で私は「畜産農家に対するダメージは既に巨大なものとなっており、
更に拡大しつつあります。場合によっては、
九州全体の畜産業が壊滅的な打撃を受ける可能性があり、
更に本州に感染が拡がる事も十分に警戒しなければなりません」と指摘している。
この認識に基づいて、私は5月9日に宮崎県に入って現地取材を行なったが、
ジャーナリストとしては極めて早い対応であったと思う。
それでは何故、この早い時点で問題の本質に気付き、
人より速い取材行動を取る事が出来たのか。
別の言い方をすれば、民主党政権の政治家達は何故、
初期における危機管理に失敗し、
適切な行動を取る事が出来なかったのか。
第一に言える事は、危機的状況への直感的鋭敏さである。
危機は正に事前に予測できないような形で我々を襲うものである。
初期の小さな現象の中に、致命的な危機の本質的な予兆を見出す事が、
本来、政治家やジャーナリストに求められる資質であろう。
一言でいえば、民主党の政治家達は、
あまりにも危機に鈍感な人々である。
状況の変化に過度に敏感に対応する事が危機管理ではない。
過度の敏感さは、寧ろ判断の混乱を招き、
的確な危機管理を不可能にする。
多くの情報の中から本質的に大きな危険を予感させる情報を
直感的に選択する能力こそが重要なのである。
私が口蹄疫問題の巨大さに気がついたのは、
一般マスコミ等とインターネットの口蹄疫問題に関する情報格差であった。
日本の農水省は4月20日に口蹄疫問題の発生を認めている。
口蹄疫について調べてみると、最近のイギリスの例等を見ても、
これが一国の畜産業そのものを
壊滅させてしまう可能性のある恐ろしい伝染病である事が即座に理解できた。
宮崎県で既にそれが発生しているにも関わらず、マスコミの扱いは皆無に近い。
直感的に思ったのは、これは何かオカシイという事だ。
情報隠蔽があるに違いない!と直感した。
探ってみれば案の定、原口総務大臣あたりが中心となって
情報管制を敷いている事が明らかとなった。
風評被害を口実にマスコミに自主規制をさせるという、
旧態依然とした官僚主義的なやり口である。
風評被害を防ぐ最も重要な方法は、完全な情報開示である。
原口総務大臣のやっている事は、危機管理の点からしても、
最もやってはならない事なのである。
初期段階における危機管理に失敗したので、
これを隠蔽している事はその時点でほぼ明らかだと思った。
だとすれば、自ら現地に赴いて現地の畜産家の声を聞き、
現状を視察し、それを国民に報道するしかない。
そう決断して、直ちに宮崎県に現地取材に向かった。
最後に二つだけ指摘しておきたい。
第一に口蹄疫問題は、世界の多くの国々では「国防問題」として
扱われているとう事実である。
国防意識の希薄な民主党政権に的確な対応が取れるはずがないのである。
第二に、現状は情報戦争における最悪の事例の1つである。
権力者(政権)が事実を隠蔽し、自らの危機管理の失敗を隠す為に、
更に情報を隠蔽する、その事によって、国民の安全と資産が大きく
損なわれたのである。
5月6日の時点で、口蹄疫の被害額は最悪の場合、
1兆円を超えるのではないか、と予測していたが、
現実は正に予測された最悪の事態を上回りつつある。
今日現在も、口蹄疫は全く収束していないのである。
被害は更に拡大しつつある。
更に、殺処分した家畜を焼却しないまま埋却している為に、
恐らくは第二次災害の原因を作りつつあるのではないか。
また、この処理方法の危険性が全くマスコミによって
報道されていない、という問題もある。
口蹄疫ウィルスが、シナ大陸と朝鮮半島から日本に
流入したものである事はほぼ確実である。
特に感染源として最も可能性が高いのが、飼料として
輸入された稲藁である。
大陸と半島が感染源であるとすれば、これは正に国防問題である。
飼料以外の輸入物資に関しても、
この両地域からの輸入には厳しい規制が施されねばならないし、
場合によっては人間の往来も大幅に制限すべきであろう。
アメリカでは、口蹄疫が発生すれば、
直ちに軍隊が出動をする程の大事件である。
正にこの伝染病は、国防問題として扱われているのである。
最後に注意しておきたいのは、疑心暗鬼から、
流言飛語に惑わされる事である。
これは危機管理における情報学の初歩的な注意事項である。
事実を隠蔽しようとする者が、
様々な陰謀論を流布するのは、情報撹乱の常套手段である。
科学的な事実に基づいて真相を究明していかなければならない。
口蹄疫の主だった事例
10年前にも発生。早期対応で740頭の被害で終息
日本では2000年3月25日から4月9日に宮崎県、
5月11日に北海道で感染が確認されたが6月9日には終息。
日本では約92年ぶりの発生であったが、
この際の殺処分対象数は宮崎県で35頭、
北海道と併せても740頭の被害で封じ込めることが出来た。
政府の対応は2000年当時畜産防疫対策本部長を務めた
自民党の故・江藤隆美議員が、大蔵省(当時)の許可も
農林省の許可も得ずに「100億円出す」と翌日に決定。
「100億円用意するからお金の心配をせずに、思い切ってやってくれ」
と指示を出した。
畜産関係者は「国がそこまでやってくれるなら、現場も精一杯やろう」
と奮い立ち、結局は35億円の対策費用で済むことが出来た。
台湾の豚肉産業は崩壊
海外の例では、1997年に台湾新竹市で発生。
380万頭以上の豚が殺処分をされ約1800億元(日本円で5000億円以上)の
被害となり、それまで豚の輸出国であった台湾の豚肉産業は崩壊してしまった。
イギリスでは1兆4千億円を超える被害
対応の遅れで急速に感染
1千100万頭超殺処分
また2001年にはイギリスで約200件の感染が確認された。
この際も畜産農家の被害だけには留まらず観光業などの他の
産業にも大きな影響が出て、損害額は1兆4千億円を超えるほどとなった。
翌年2002年に調査報告が提出され
(1)移動禁止の3日の遅れ
(2)ワクチン接種の遅れなどから感染が広範囲に
広がったと政府の危機管理能力が問われた。殺処分対象となった
家畜の総数は1千100万頭超となり、
これほど大規模な家畜の処理は役所の手にあまり、
最後には国軍が出動して対応にあたった。
コメント
■ ね≡゚ェ゚≡ね 2010年06月16日 07:45
リンク貼らせていただきました。
あと早く殺せ、の赤松君の動画もいただきましたありがとうございました。
しかし関東、以前よりさらに報道が減ったような…。
■ 狂ったはがねの神童 2010年06月16日 09:24
俺、税金取られたりするの嫌。
こんな奴らのために働いたもの毎月取られてるの納得できない。
選挙も正直投票したい人なんていないし、つうか出来なくない
■hayu 2010年06月16日 10:06
> 口蹄疫≡゚ェ゚≡撲滅さん
コメント、リンクありがとうございます。
関東はいまサッカーと選挙ばっかりですね…
現場の声を、出来るだけ伝え続けて行きたいです。
■hayu 2010年06月16日 11:34
> 狂ったはがねの神童
調べてみると、各党の仕事の成果とか、いろんなことがわかるはずだし、今度の参院選では投票結果がかなり重要になると思う。
誰も彼も糞みたいな政治家に見えるけど、江藤議員のようなひともいる。
人情だけでは政治は出来ないだろうけど、せめてひととしてというか人間に見えるひとがいい。
化け物にしか見えないひと、たくさんいるもん。
私は少なくとも、民主党にいれる気はない。
マニフェストは全部ちゃんと調べたいけどね。
無記名や投票しないのは、個人的にはやめてほしい…。
それもひとつの意見だとは、思うけどね。
政治なんてからきしよくわからんけど、自分たちの生活が政治に縛られている限り、その制度のなかで選ぶしか、いまは出来ないのかなと、思ってる。。
それも超受け身だけど。
■ 狂ったはがねの神童 2010年06月16日 12:48
> hayuさん
選挙は毎回投票はしているけども、よく考えてないっす。
爆発、爆発!!
■hayu 2010年06月16日 12:54
> 狂ったはがねの神童
私も正直、あんまり考えてなかった!あんま興味もなかった!情けないハナシ。
口蹄疫の件やらで、それじゃだめなんだとわかった。
だから、今度は、ちゃんと考えて投票する
■ ね≡゚ェ゚≡ね 2010年06月16日 15:05
思想の押し付けになりそうなので参考までに。
誰かに投票したい、というのがなくても、結局、消去法で選ぶしかないです。
参議院選挙が終わればさらに民主党はやりたい放題します。
今最も危険なのは、外国人参政権などの売国法案なんです。
結局、参議院は売国法案をださない政党に勝たせなければならない、そうなると自民党かたちあがれ日本になるんです。
マスコミは隠していますが、外国人参政権や人権擁護法案などは本当に危険です。
あと口蹄疫などをみればわかりますが、自民党はすべて評価するわけではないですが、やっぱり今思えば政治のプロでしたよね。
マニフェストに民主党は外国人参政権をなくしたらしいです。でも必ず通そうとする、それを阻止してくれる政党が、今回の参議院ではオススメとされています
■hayu 2010年06月16日 17:31
> 口蹄疫≡゚ェ゚≡撲滅さん
なるほど…
コメントありがとうございます。
マスコミに勤めている友人などにはとても申し訳ないけれど、私はもうマスコミをもう信用できません…。
支持率や世論調査も所詮マスコミが作り出した数字だということはとある仕事をやっていたときに解りましたし、
しかしそれに躍らされ、または、騙されるひとがほとんどだと思います。
昔マスコミ(スクープ誌)関係にいた母も、記事のシナリオは最初から出来ていたと話していました。
でも、どの政党を選ぶかは国民だし、選んだあとにその政党、政治家たちがおかしなことしていたらやはり注意したり異議を唱えたりしなければいけないのも国民なんですよね。
もう仕方ない、自分には関係ないではすまない問題が多過ぎて、頭がいたいです。。