プライマル・スクリーム。
90年代のUKロックを牽引したバンド。
かれこれ、16年・・・17年位前、高校生の僕は、
渋谷公会堂で行われる、プライマス・スクリームのライブを見に、
買い物がてら、ちょっと早めに渋谷に向かい、街をブラブラとしていました。
先日全店閉店してしまった、今は無き『WAVE』にCDを見に立ち寄りました・・・。
すると、ヒョロっとした、体臭のキツい外人がレコードを物色していました・・・。
それが!なんと!プライマルのボーカル!ボビー・ギレスピーご本人様でございまいした!!!
僕はすぐさま、レジに『あっ。あの!油性のマジック貸してください!!』と、駆け寄り、
マジックを借りると、さっき買った雑誌の余白のある部分にサインをしてもらいました。
『キャン ユー ライト オートグラフ~~?』的な、ギリギリ通じるか通じないかの、
英語と震えた声で・・・。
するとボビーは、何も言わず、サラサラとサインを書いてくれました。
『ササ サンキュー』と、言って立ち去ろうとすると、右手を差し伸べてくれました。
おお!握手!!
自ら、握手を促してくれましたが、手汗が凄かった・・・。
体臭もキツかった・・・。
当時は、薬物を頻繁に使っていた彼は、ヒョロヒョロとして死にそうでした・・・。
そして、2011年8月12日
プライマル・スクリームの転機となった、アルバム『スクリーマデリカ』の再現ライブが
サマソニの前夜祭、『サマソニマニア』で行われたのです。
再現ライブと銘打っただけあり、曲順はアルバムとは違ったものの、
伝説のアルバムをライブで再現、年甲斐もなく、踊り狂いました(一人で・・・)
全曲終わり、
『あ~ぁ、もう終わりかぁ~』と思っていたら、
その後発表した、ヒットシングル『country girl』『jailbird』『rocks』の3曲をプレイ!!
あっという間のライブ、渋谷公会堂でのライブ当時、死にそうだったボビーは、
若返り、赤いシャツに黒い上下のスーツと、惚れ惚れするようないでたち。
ヒョロヒョロで、フシギなステップは健在だったが、
違う意味で、『キレキレ』なステージアクトでした。
個人的には、前夜祭・サマソニ1日目を通して、見たライブの中では、
ベストアクトでした!
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