HAPPY BIRTHDAY
ラジオでこの曲を聞いて、またたく間につかまれました。
吐息のようなヴォーカル。曲が進むにつれて思いを吐き出すように力強くなるところが、
歌詞と相まって、切なさを演出しています。

曲とメロディーも、『泣き笑い』といった印象を得る、美メロ。

女子編・男子編とあるPVも、それぞれ過去を断ち切り、
前を向くほのぼのとして、ちょっと切ない感じが、わたくし好みでした。

人は恋の前では、無力になるのだと痛感しました・・・w










石川直樹さん

77年生まれの同い年。

エベレストに登ったり、pole to pole という、北極点から南極点まで人力で冒険するプロジェクトに参加したりと、とにかく凄い人。

以前から何となく知っていた程度でしたが、先日トークショーと個展を見に行く機会がありました。

冒険家でもあり写真家でもある石川さんは、写真や自身が登山している様子を動画でも撮影しています。
いくつかの作品がギャラリーに展示されていました。


トークショーでは、これまでの活動を、当時の映像とお話で振り返るものでした。

物静かな佇まいと媚びることのない言動、また過去の活動を、サラっと振り返る内容に、
どんどんと引き込まれていきました。

単純に凄い人だと思い、一気に惹かれました。

本当のことを云えば、僕は石川さんに嫉妬していたんです。
同い年で、普通の人から見れば偉業と言っても過言ではないことを、成し遂げているんですから・・・。

でも、実際に目の当たりにし石川さんの話を聞いていると、本当にかっこいいとしか云いようがありませんでした。
朴訥で誠実な物言いは、嫉妬の眼差しをいとも簡単に打ち砕いてしまいました。

当日は近著である『For Everest』を買い、サインしてもらう程、心酔してしまいましたw

always look on the bright side of life


For Everest ちょっと世界のてっぺんまで/石川 直樹

自身のブログをまとめたもので、登山準備の段階から日記形式で書かれています。
文章も石川さんの人柄が出ているほのぼのした文体でとても読みやすいです。

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プライマル・スクリーム。
90年代のUKロックを牽引したバンド。

かれこれ、16年・・・17年位前、高校生の僕は、
渋谷公会堂で行われる、プライマス・スクリームのライブを見に、
買い物がてら、ちょっと早めに渋谷に向かい、街をブラブラとしていました。

先日全店閉店してしまった、今は無き『WAVE』にCDを見に立ち寄りました・・・。

すると、ヒョロっとした、体臭のキツい外人がレコードを物色していました・・・。
それが!なんと!プライマルのボーカル!ボビー・ギレスピーご本人様でございまいした!!!

僕はすぐさま、レジに『あっ。あの!油性のマジック貸してください!!』と、駆け寄り、
マジックを借りると、さっき買った雑誌の余白のある部分にサインをしてもらいました。

『キャン ユー ライト オートグラフ~~?』的な、ギリギリ通じるか通じないかの、
英語と震えた声で・・・。

するとボビーは、何も言わず、サラサラとサインを書いてくれました。

『ササ サンキュー』と、言って立ち去ろうとすると、右手を差し伸べてくれました。

おお!握手!!

自ら、握手を促してくれましたが、手汗が凄かった・・・。
体臭もキツかった・・・。
当時は、薬物を頻繁に使っていた彼は、ヒョロヒョロとして死にそうでした・・・。


そして、2011年8月12日

プライマル・スクリームの転機となった、アルバム『スクリーマデリカ』の再現ライブが
サマソニの前夜祭、『サマソニマニア』で行われたのです。

再現ライブと銘打っただけあり、曲順はアルバムとは違ったものの、
伝説のアルバムをライブで再現、年甲斐もなく、踊り狂いました(一人で・・・)

全曲終わり、
『あ~ぁ、もう終わりかぁ~』と思っていたら、

その後発表した、ヒットシングル『country girl』『jailbird』『rocks』の3曲をプレイ!!

あっという間のライブ、渋谷公会堂でのライブ当時、死にそうだったボビーは、
若返り、赤いシャツに黒い上下のスーツと、惚れ惚れするようないでたち。

ヒョロヒョロで、フシギなステップは健在だったが、
違う意味で、『キレキレ』なステージアクトでした。

個人的には、前夜祭・サマソニ1日目を通して、見たライブの中では、
ベストアクトでした!




Screamadelica: 20th Anniversarry Edition/Primal Scream
インパクトのあるカバーアートは、去年イギリスの切手にもなったそうです。

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