「わたしの身体<あなたの意識」というリアリティ 松井冬子 「浄相の持続」(http://www.matsuifuyuko.com/keeping-up-the-pureness/) 私は、「私は女性の体そのものであるという事実」が自分で受け入れられなくなった時、 この作品を見るようにしている。 ずっと私に張り付いているこの体が、どうしたって女性のものであること。 その事実一点が、全力でのしかかってくる。 「浄相の持続」では、その事実を私と一緒に否定してくれるような気がする。 肉体と意識を、連結させずにいられる女性。 その表情に、ただただ共感する。