千早茜「眠りの森」

装画は諏訪敦さん。
なんて!なんて俺得な組み合わせ><!!!

「傷つけられたり殺意を向けられたりする方がまだましだったのかもしれない」
「だって、暴力なら拒めばいい。でも、愛されたら、受け入れるしかないですよね」


本当にそう思う。

何で皆簡単に、好きじゃなければ断らなきゃとか、
嫌なら嫌って言わなきゃとか言えるんだろうって、ずっと思ってる。

私を視界に留めてくれた人に応えたいって気持ちと、
(社会的に・常識的に)好意を断らなきゃいけないって気持ちでいつも葛藤する。

そこに、自分が相手を好きか嫌いかなんて判断は要らない。
だからいつも、分からない。

それは本当にあなたを愛してる訳じゃないよ、と言われるかもしれない。

でも、誰かの世界に認識されて有るという事、
さらに、その世界に留めておこうと思ってもらえている事は、
それだけで充分、愛されてるという事なのでは?とも感じるのだけど。