ちょっと前の話になりますが、、、
先日のイード休暇(8/11~13)を利用して、首長国周遊ドライブ旅行に行ってきました
まずイードって?私も実はちゃんと知らないので調べてみました。
6月のイード休暇はわかりやすく、
ラマダンという断食月(断食とは言え、太陽が昇ってない時間は食事ができる)を終えた後のお祝いの休暇です。
こちらは「イード・アル=フィトル」と呼ばれています。
で、今回が犠牲祭で「イード・アルアドハー」と呼ばれるイード休暇とのこと。
今年は8月11,12,13日が休みとなりました。
では、首長国とは?
アラブ首長国連邦を構成しているのは下記7首長国です。
アブダビ首長国(首都)
ドバイ首長国(UAE最大都市)
シャールジャ首長国
アジュマーン首長国
ウンム・アル=カイワイン首長国
フジャイラ首長国
ラアス・アル=ハイマ首長国
地図はこちらです↓
アブダビとドバイは知っていますが、他の首長国ってどんな感じ?
私のイメージでは田舎でホテルもあんまりなくて、、という印象ですが、さてさて、どんなところなのでしょう
7首長国制覇です!!
1日目、まずはアブダビを出発してドバイ付近を通り、1泊目のフジャイラに行く前にハッタを目指すこととしました。
ハッタとはこんな位置にあり↓オマーンの中を横切れば最短距離なのですが、
最近はVISAを取得しないとオマーンに入れなくなったらしく、、、オマーンを避けるように北に反れながら
ハッタを目指すことになります。
アブダビを9:30頃出発、Google mapの目的地にドバイのPortを入れてみました。
実は車でドバイに行くのは初めてです。
アブダビからドバイへ自家用車で行くときはSalikというステッカーを100Dhsで購入し
車のWindowに貼っておかねばなりません。
そこからドバイの要所要所で通行料が自動的に引かれる仕組みです。
Portの前まで来ました。
ゲートがあり、検問の方が立っています。
気軽に船の港へトイレ休憩くらいに考えてた私たち
なんだか雰囲気が違うので、引き返そうか?と思いましたが
既に引き返す道はなく、検問の方に
「パスはあるのか?」と厳しい表情で聞かれました。
「ちょっと見学したくて、、、」と夫。
「ダメです」と一蹴され、一旦入ってUターンしたのでした。
笑い話です
気を取り直してハッタを目的地に入力します。
このころから私、ちょっとトイレに行きたいなぁと思ってましたが
ドライブを続けました。
ドバイを抜けると段々と景色が砂漠となっていきます。
ドバイの端っこにガソリンスタンドがあったのですが、
スルーしてしまいました
UAEには日本の高速にあるようなサービスエリアはなく、
もちろんご当地ラーメンなんかを食べる楽しみもなく、
トイレ休憩はガソリンスタンドのトイレに行くしかありません。。。
最後のガソリンスタンドを逃したら、すごーくトイレに行きたくなってきました。
夫もかなり行きたくなったそうです。
しかし、見渡す限り砂漠。車は偶に見るし、昼間なので怖くはありませんが、
トイレ~~~
やっと、ちょっとしたコンビニっぽい古いお店を見つけました。
早速車から降りて、、「うっわ、暑い」外は43度くらいでしょう。
車内の快適さから一瞬にして別世界に行ったようです。
お店の中を見てみましたがトイレはありません。。。
裏に回ってみました。
そこは、以前行ったインドの田舎の、家とは呼べないような住まいらしきものでした。
多分女性は住めないでしょう。
ここにたとえトイレがあったとしても、入れないでしょう。
この暑いのになぜか毛布が干してあります。
砂漠とはいえ真夏の夜はそこまで冷えないと思うのですが。
これ以上暑い中探しても無駄そうなので
状況は深刻度合いが増してきましたが、ひとまず車に戻ります。
エンジンを切っていたので車の中まで外の気温と同化してしまいそうに暑くなっていました
さてまた車を走らせます。
つ、ついに、レストランやガソリンスタンドが連なった集落をみつけました
しかしこのガソリンスタンド、物寂しく、営業してるのか定かでありません。
でも、とにかくUAEのガソリンスタンドには裏側にトイレが存在します。
まずは夫が。
「そこまで悪くない?」と聞いたところ、「まあ、、、」
と曖昧な答え。もうどうでもいいです早く用を済ませたい。
悪くなかったです。
過去にもっとすごいトイレに2度ほど入ったことがあるので。
やっと落ち着きました
そこからはHattaに向かいますが、また夫が変なことを企んでいます。
ナビがオマーンを避けるように左へ曲がれと何度も言っているのに
直進し続けます。
どうやらVISAがないと行けないオマーンを通過する方法で行ってみたいらしいです。
ダメ元で国境の検問ゲートに行ってみました。
結構車が並んでいます。
前の車もUAEのナンバープレートですが
入ってUターンしていました。
もちろん私たちも
どこに行くのか聞かれ、Hattaと答えると即座にUターンさせられました。。。
夫はそれでも、ちょっとオマーンに入ったとご満悦。
次回はVisaを取って行ってみたいですね。
オマーンにも素敵なリゾートがあるようなので
さて、結局最短直進ができなかったので若干回り道をして岩山ばかりの景色を見つつ車を走らせます
岩山にUAEの国旗がペイントされています。
野良山羊ではなさそうな山羊も道路脇に居ますのどか~
Hattaに到着。(Hollywood?じゃないですね)
こじんまりした町でした。
ここでお昼を軽く食べようと考えてましたが、よくあるファーストフードもなく、
結局スーパーのサンドイッチを食べました。
この時点で2:30くらいになっていたので夜に備えて軽めに。
Hattaではヘリテージビレッジという昔の家などが飾ってある屋外の博物館に
行きました。
たまに涼しい造りの家がありましたが、とにかく歩くだけで汗が噴き出ました
Hattaにも住宅地はありましたが、ここの住民は公務員、スーパー、ホテル(1軒のみ)の仕事以外、どのような働き口があるのだろうか、と疑問を持ちつつ(余計なお世話)、この街を後にしました。
さて岩山ばかりの景色と、ところどころオマーンとの国境の柵を右手に見ながら↓
フジャイラに近づくにつれオマーン湾も見えてきました。
フジャイラのリゾートホテルに到着です
今回5つ星ホテルでもって価格がお手頃、口コミを参考に良さそうなところを選びました。
きれいで部屋も広く、特にシャワーブースが広く、なかなか満足していましたが
さすがにイードの連休だからか、プールは人でいっぱい
特に子供連れファミリーが多いなあという印象。
肝心なビーチですが、突然深くなるし、濁ってるし、サンベッドも数に限りがあるし、少々残念な感じ
喉が渇いたのでビールでも注文しようとプールサイドのBarに行ってみました。
アルコールはないとのこと。(なんかおかしい?)
ならば、とりあえずコーラを注文、あまり深く考えませんでしたが23Dhs(690円)、考えてみれば高すぎる
それにしても、何かこの光景変だなあ、と感じました。
西洋人が全くといっていいほどいないのです。
私たちがランチも軽めにして楽しみにしていたディナーの時間が近づいてまいりました
聞くとレストランは大きなところが一つだけのよう。
サイトでは5つのレストランがあるように書かれてましたが、
情報が違ったようです
しかも、なんと、ドライホテルといってアルコールを提供しないホテルだったのです!!
なるほど、西洋人がいないわけですね。
長距離運転後のリゾートホテルで飲めないというのも、つらいものです
そこでタクシーで10分ほどのテニスクラブにあるIrish Pubに行くことにしました。
こちら、ものすごーく良かったです
食べ物のメニューも豊富で美味しい。
ハッピーアワーで飲み物半額、まさかのハーフパイントまで2杯で1杯のお値段でした。
スタッフの対応もとても良い!
ここ、家の近所にあったら通い詰めるでしょう。
こちらは西洋人で賑わっていました。
では本日はこれにて終了。
ホテルのベッドは心地よく、早々に爆睡できました~。
つづく