実際「夫婦別姓」と聞いて、
ぴんと来る人は少ないと思います。
私は婚約時、大事な友人にこの話しを持ちかけて
不可解な顔をされたことがありました。
意固地な私が、何でも話せる、そうさせてしまう魅力を持った
素敵な女性だったので、それはショックでした。
私がその話しをした時、彼女の私を見る目が、
まるで6本足の犬を見るような目つきだったのを
はっきりと覚えています。
ワンワンと吠える私を不可解な表情で眺めつつ
犬語はわからなかったようで華麗にスルーでした。
ところが、彼女の勤め先に、
もう1人ワンワン言うやつがいたのです(笑)
彼女は学校に勤めていたのですが、
そこで先輩に改姓の強制は女性蔑視に他ならないと
えんえんと諭されたそうです。
その先輩先生は、夫と子供がいるけれど、改姓を拒み
事実婚をしている筋金入りの夫婦別姓論者だったようで
彼女は戸惑いの表情をしつつ
「以前姉さんが話していることと同じことを言う人がいた・・・」
と私の6本の足を見ながら呆然と訴えてきました。
それでも彼女はどうして別姓を選択するのかは
わからなかったようでした。
その後彼女は妊娠をし、
今はもう臨月で大事な出産を目前に控えています。
そんな彼女が、先日ランチをしているときこんなことを言ってきました。
「同居してると私と夫、そして義家族はいつでもお腹の子に会えるのに
母だけは(彼女は母子家庭で母一人子一人)
会えないのかと思うととても理不尽に感じる。
これって姉さんが前言っていた夫婦別姓とも繋がる話しだよね?」と。
そして「姉さん。リンカーンって雑誌知ってる?
天然生活系統なんだけど、そこに夫婦別姓の話しが載ってたの。
スイスだかスウェーデンだかは普通に夫婦別姓なんだよ。
世界ではそんなに珍しいことじゃないってことなんだよ」
私はとてもうれしくて、ヨーロッパではそういう国は多いこと
そして、それが少子化対策として成功している例があることを話しました。
彼女とこういう話が出来る日がくるなんて思いもしなかった。
多分彼女の性格から言うと
もし別姓が法制化されても、その選択はしないと思う。
だけど、それを望んでいる人たちの気持ち
そして夫婦別姓というのは、世界規模で見れば
それほど特異なことではないということが
わかってもらえたのならそれで充分だった。
同姓でないと家族が崩壊するかのように
反対論者は言いますが、その程度で壊れるような家族なら
最初から壊れてると思いますよ。
自民党の強固な反対論者の皆様、
その古臭い頭を最新式のにすげ替えて
大事な理論はすげ替えずに、
もう少し考えてみて欲しいものです。