こんにちは
お
鬼まんじゅう！
または芋饅頭（いもまんじゅう）
は
薄力粉もしくは上新粉と砂糖を混ぜ合わせた生地に
角切りのさつま芋を加えて蒸した和菓子
主に愛知県など
の東海地方で見られ略して「鬼まん（おにまん）」とも呼ばれる
一般的な饅頭や中華まんとは異なり
菓子の中央部に具（餡）がまとまって入りそれを生地が包んだ形ではなく
具であるさつま芋の角切りが生地に混じっており
表面にもさつま芋の角切りがいくつも見えている
また
一般の饅頭や中華まんよりも生地の粘りが強く生地の表面に光沢がある
名称の由来は諸説あるが
表面にいくつもさつま芋の角切りが見える様子が
ごつごつして鬼やその金棒を連想させること
戦前は今より黒っぽい色で鬼のような不気味さがあったことなど
庶民的な菓子であり
愛知県や岐阜県では高級店でなく
庶民的な和菓子店には
必ず
といってよいほど鬼饅頭が売られている
むにゃむにゃむにゃ・・・
はっちゃんです
えー
売ってる和菓子屋さん
あるよぉー？
さっ
さすがに
そんなん知ってますぅー
だから
違うの！
そういうんじゃ
ないの！
※他の地域がどうなのかは
わかりません
これは
愛知県の話です
ここいら辺りでは
幼き頃
パック詰めされたソレは
スーパーなぞで
気安く売られていた
しかも
和菓子屋さんの
本気なソレとまた違い
質素とも表現されかねない
素朴さで
存在も味も
とにかく気安かった
一定の年齢層かもしれんけど
ここいら辺りでかもしれんけど
少なくとも
その日そこに
居合わせた者ら共通の
それが
「鬼まんじゅう」への
理解と認識である
そう
身近なおやつ
だのにぃ～♪
なぁぜぇ～♪
探しても見つからないとは
「鬼まんじゅう」
いずこー？
もはや
気安くない・・・
むしろ
絶滅危惧食！？
しかも
掟破りでやっと見つけた
デパートの期間出店の
「鬼まんじゅう」は
生地のトコが蒸しパンみたいので
もっと何ていうか
求めているのは
安っぽいっていうか
ド庶民ぽいっていうか
粉を練って固めたみたいな
粉をペーストするの
好きですねーみたいなヤツ
結局ねぇ
なんでも複雑な世の中に
なればなるほど
還るのよ人型ってのは
削ぎ落された素朴に
惹かれるのよ
都心に近く
大きな食品売り場を有する
スーパー
大きく設けた和菓子コーナーに
すさまじい数の和菓子が並べど
「鬼まんじゅう」は
見当たらず
皆の者ぉー
捜索じゃー！
そして
お店から帰宅するその足で
すぐさまそれぞれの
地元スーパーを捜索
してくれたらしい・・・
数日後
ドヤ顔のお客たんが
やってきて
あったよ！！
「そうそう
コレコレ！」
ううぇーぃ♪
ケンちゃん店長
すぐさま袋を開け
三個ともあっという間に
食べやがった
黒糖味なんて今時だぜー
別のお客たんからも連絡が
入り
どうやら都心から少し離れた
個人経営ちっくなスーパーには
未だ鎮座している模様
異常な盛り上がりで
火が付いたお客たん'sにより
驚きのスピード解決
求めている「鬼まんじゅう」を
食すコトが出来た
あーとぉ♪
しかしよぉ
探し回っていた
オレの
一か月は何だったのか・・・
なんだよー
都会って
何でも揃うトコじゃないのぉ？
気安かったソレは
気高くなっちまった・・・
「鬼まんじゅう」
庶民の元へ
カムバーック！！