渋谷La.mama × suzumoku
3ヶ月連続共同企画 「HUMINDS」
その第3回目
出演者は
キクチリョウタ
さっしー
suzumoku (敬称略 出演順)
今回のライブは出演者の皆さん全員にとって唄い納めだったらしく
心残りがないようにと気迫に溢れたものだった。
ファンもまた然り
1年を締めくくる唄が聴きたいから気合いの入り方も違っていたような。
結論から言うと今回のHUMINDSは、そんな出演者と観客の気持ちがひとつになって
YEAR ENDを飾るに相応しいとても味わい深いものだったと思う。
東京は午後から徐々に天気が荒れてきていて、渋谷駅からラママに向かう頃にはかなり強い風が吹いていた。
髪もね、まるでスーパーサイヤ人。。
そんな大変な思いをして到着したから、会場内にイスがあったのは有り難かった。
前回同様、右斜め45°から主役の顔を眺めていられる席をキープ。
(どれだけ好きなんだ、このポジション)
あ、新しいフライヤーが入ってる。。
ライブは5分遅れでスタートした。
まずはキクチリョウタさん、大人の階段を上っている(本人談)25歳
見た目も唄もとても繊細だった。
いわゆる草食系?
でも出身は兵庫県尼崎市(ダウンタウンのお2人の出身地として有名)だそうで、なかなかインパクトのある関西弁のMCを展開し
そのギャップが魅力的。
出身地の話題で楽屋でさっしーと盛り上がったらしいから、何の話をしていたのか気になるところ。笑
40分で7曲披露して終了。
そして2番手さっしーの登場となる。
今回もステージが暗いうちから出て来て、スタンバイしていた。
お⁉︎
ジャケットを着用している!
ジャケット好きはもうそれだけでテンションが上がる。
今夜のパフォーマンスは間違いなく完璧だ!
何の根拠もなく確信する単純な私・・
インナーのTシャツには黒で大きなハートがプリントされていて、見方によっては結構チャラい(失礼!)のだけど
渋谷の夜のデート服みたいなコーデが良く似合っていた。
『真夜中のシンデレラ』
ゆったりとした哀しげなver.で、声も表情も、エモい・・
途中からテンポも早くなり、アレンジもファンキーと言うよりはむしろジャズっぽくて
クールで大人っぽい雰囲気がすごくいい。
(さっしー、やるじゃん・・!)
彼なりの演出なのか、結局客席を一度も見ることなく孤高のアーティスト然としてシンデレラを唄いきった。
『哀シテホシイ』
先ほどまでとはうってかわり、会場内の隅々にまで視線を配り笑顔で唄っている。
さらには
♪適当なキス とか
♪抱きしめていてほしい とか
重要ワード?にさしかかる度に、実に色気のある表情をしてみせるというサービス付きで
またしても
(さっしー、やるじゃん・・!)
MC
ここで最近定番化してきた感のある自己紹介コーナーへ
東京出身のAB型
こう見えても30歳
好きなものは電車
好きな食べ物はラーメンで
嫌いな食べ物はいちご
だってあれ思いっきり毛穴の詰まった肌みたいでしょ?
集合体アレルギーっていうのかな
同じようなものがギュッと集まった物が苦手
好きなタイプは・・(省略)
自分の事務所の女優さんが1人もいない 笑
ガッキーカワイイよね
大先輩だけど(同じシンガーソングライターの)星野源さんにジェラシーを感じる 笑
etc. etc.
「次の曲は皆さんの大切な人を想って聴いて下さい。」
この流れならば次は「オレンジ」だなと誰もが思ったはず。
けれどさっしーがポロポロと弾き始めたイントロは
『ラブソング』
意外だった。
去年10月ツイキャスで唄ってくれたことはあったけれどライブで聴くのはいつ以来だろう。
2014年1月のツアーのセトリには入っていたから多分3年ぶりくらい?
こんなサプライズ的な選曲は、もうそれだけで涙目になってしまう。
ラブソングは
私がさっしーを知った当時よくセットリストに入っていた。
そのタイトルとは裏腹な、繊細過ぎる歌詞とガラス細工みたいな外見(当時はね 笑)に胸が締め付けられるようで
なんともやるせない気持ちにさせられたものだった。
でも
今目の前にいるさっしーが唄っているラブソングは、その頃のものとは全然違った。
心穏やかに聴いていられるというか
安心して曲の世界観に身をゆだねることが出来るというか、そんな感じ。
(大人の階段何段も上ったよね・・)
そして、こういった初期の頃の曲にはやっぱりジャケット姿が似つかわしい
涙腺が崩壊しそうになる中、そんなことを思っていた。
すっかり成熟した大人のラブソングは、私にとってさっしーからの最高のクリスマスプレゼントだった。
会場中がしっとりとした余韻に浸っている中、着ていたジャケットを脱ぎ捨て余韻を断ち切るかのように始まったのが
『ドナー』
おいていかれないよう慌ててモードを切り替える。
タンタン ッタタン
会場から自然発生的に手拍子が起こると
「難しい人はこれでもいいよ」と普通の手拍子をやってみせるという、ね。
余裕だったなあ
そして最後の曲へ
2016年の唄い納めに最も相応しいのはやはりこの曲
『花になれ』
1番はアカペラで。
今年最後っていうのがあったからかな、心にしみる唄声だった。
そっと涙を拭う人
思わず鼻をすする人
会場中が静かな感動に包まれていった・・
最初のほうのMCで「お客さんの笑いとか唄声とか涙とか鼻をすする音(⁈)を聞くまでは楽屋に戻らないと宣言してきた。」
と話していたから
(大成功だよね・・)
きっとさっしーは胸を張って楽屋に戻ったんだろうな・・自分も涙をぬぐいつつそんなことを思って、ちょっとだけ可笑しかった。
トリを務めたのはsuzumokuさん
前回と同様上から下まで真っ黒だった。
最初から最後までほぼノンストップで演奏するスタイルも前回と同じ。
この人は社会派シンガーソングライターで、鋭くて残酷な言葉を容赦なく投げつけてくる。
身じろぎひとつしないでじっと聴き入る
というのが聴衆としてのスタイルか。
さっしーのステージとはえらく対照的だから、ちょっと戸惑ってしまったというのも本音なのだけど
suzumoku氏のギターにはすっかり引き込まれてしまった。
「HUMINDS」によって、来た時と世界が少しでも変わったと感じてもらえたなら嬉しい
そんな言葉で締めていたのが印象的だった。
suzumoku@s_z_m_k
『HUMINDS』3rd stage、お越しくださった皆様、ありがとうございました。…確かに、" イベントの前と後では想いや見る景色が変わる"と言いましたが、最終回のこの暴風雨、これはさすがに変わり過ぎ。皆さん、本当に帰り道気を…="" https:="" t.co="" wjqict4ar7"="
2016年12月22日 23:40
確かに
ライブ終了後外に出ると、まるで春の嵐みたいな暴風雨でね。
傘もさせないほどの強風が吹き荒れていた。
(これじゃ世界が変わり過ぎだよ )
おまけに駅に向かう途中で足を滑らせてすっ転ぶし・・
もう散々・・
最後の最後は、なかなか過酷な2016ライブ納めとなったのでした。
*
今回ライブ終了後の物販では、サインの他に指バードを皆に描いてくれるという嬉しいサプライズがありました。
これも唄い納めならでは。
おまけに私物へのサインもOKされるという大盤振る舞いもあって
こんな粋な計らいはファンにとって大変ありがたいもの。
今年1年ありがとうございました
来年もよろしくお願いします
の思いを込めて言葉を交わせて良かった。
NYへはどうぞお気をつけて
メリークリスマス
良いお年を
それぞれの想いを胸に、唄い納めを終えたさっしーを囲み拍手を送れたことは、今年の良い締めとなりました。
今頃は機上の人、かな。
NYでたくさん「感性」磨いて来てください。
セットリスト
真夜中のシンデレラ
哀シテホシイ
ラブソング
ドナー
花になれ


