先日、戸塚君出演のドラマ「密告はうたう」の会見の様子を偶然目にしてしまいました。

戸塚君の容姿そのものではなく、「これは私が好きだった戸塚君と同じ人なのかな」と思った自分にショックを受けた。



そんなふうだから、A.B.C-Zの新曲「夏と君のうた」MVのプレミア公開を見る気になりませんでした。

先に公開されていたジャケ写を見てもティザーを見てもかっこいいとは思えなかったし、FCメールの「ダンス無し」という言葉に止めを刺されてしまって。



それでも後日、見てみました。


私はやはりがしがし踊って作り込んでいるのが好きだし、そろそろメンバーカラーやお揃いの衣装は卒業したい。


提供されるものに満足できないのなら、離れるしかないと改めて考えていた時。


歌詞が全て終わったあたり、こちら側に顔を向ける戸塚君にぎゅっと胸をつかまれた。

昔の、私が好きだった頃の顔をしている、と泣きたくなった。



そんな顔をするな。しないで。



当たり前だけど今は私が好きになった戸塚君と地続きで、だけど今の戸塚君を好きになれなくて、その齟齬が苦しくて苦しくて。


もし今度参戦するライブに戸塚君が今のままの髪型で現れたとしたら、私は絶対にどこかで昔の面影を見つけてしまう。

15年の記憶を総動員して。


数分のMVのうちの数秒ですらこんなに動揺するのに、ライブ中耐えられるのかな。