「仲間づくり」は「自分づくり」

社会人になると、学生時代のような

「仲間」は作りづらくなります。



ビジネスの中では、どうしても

利害関係が生じてしまうので、

何も考えずに「いつも仲良し」では

いられません。



しかし、だからこそ、

利害関係が一致しない相手とも

お互いの考えをぶつけながら

関係を構築していくことが、

強い繋がりになると考えています。



むしろ、遠慮してしまったり、

本音を伝えないでいると、

人と人の距離は縮まりません。



意見をぶつけ合って、

本音を出し合うことの繰り返しにより

共に戦う仲間が生まれていくのです。



自分が主張することによって

関係が壊れてしまうようなら、

それは相手が自分を

大切に思っていないことの証左です。



だからと言って、

ただ「わがままを言えば良い」

ということではありません。



自分が相手のことを大切に思っていて、

相手のために、自分の力を

出し切っていることが前提となります。



努力して成長し、

相手が求める以上の成果を出して始めて、

堂々と言いたいことを言えるようになるのです。



こうして考えると、

社会人になってからの仲間づくりは、

「自分磨き」でもあると言えますね。



つまり、自分の強みを考え、

そのレベルを上げ続ける努力を

していくことが大切になるのです。



そして、自分に足りない部分を見極め、

その不足を補う新たな仲間との出会いを

繰り返していくことが、未来を切り拓きます。



仲間の存在は、本当に心強いものです。



スポーツ選手が、

スタンドで応援してくれる人の声援で

限界以上の力を出すことができるように、

壁を乗り越えるためには、

「仲間」が必要なのです。



仲間の存在のおかげで、

新たな自分と出会うことが

できるということですね。



このような意識で、

「仲間づくり」をしていくことが、

結果的には「自分づくり」になると捉え、

目の前の人を大切にしていきたいですね。

セルフイメージを高める

イメージというのは重要です。
特に、自分に対するイメージ
セルフイメージを高めることが
成功への重要な鍵になります。

セルフイメージは
小さなことから習慣化していけば
簡単に高めることができます。

毎日１０分でも運動をしてみたり、
月に１度は少し贅沢なディナーをしてみたり、
今現在の自分とは少し違った行動をして、
習慣を変えることが重要です。

潜在意識というものが
セルフイメージと深く関わりがあるのですが、

潜在意識というものは
強く意識を集中させたり、
いつも思っていることに
強く影響を受ける性質があって、

例えば、
年のはじめに毎日、
日記を書こうと思っても
「自分は三日坊主だから何をやっても続かない。」
という意識があると日記を習慣化できず、
意識通り三日で終わってしまいます。

これを打破するためには、
自分に厳しい目標を課すのを一度やめる必要があります。

目標を定める時に
ついつい高い目標を設定しがちですが、
それだけではなかなか目標を達成できません。

達成までの距離がありすぎて
途中で挫折してしまうからです。

それよりも、
まずは小さな目標を幾つか設定し、
それを順に達成して
小さな達成感を複数回感じることで
それが自信につながって、
結果、セルフイメージが高まります。

小さな目標達成に慣れてきたら
徐々に目標の達成度を上げていけば
いつしか、高いセルフイメージを手に入れることができます。

失敗して挫折してしまう人の多くは
短い時間で大きな結果を追い求めるために
途中で挫折をしてしまうのです。

小さなことから順に習慣化していくことで、
三日坊主にならない自分を作り出し、
「挫折してしまう自分」という悪いセルフイメージを
払拭することができるのです。

最初に設定する目標は
小さな目標からでいいので、
順を追って達成し、セルフイメージを高めていきましょう。

限界突破

成功するには限界を突破する必要があります。

今のままで何もしないで
いつか成功のチャンスが訪れる。
といったような

白馬の王子様がやってくるのを待つ
乙女チックな心では成功をつかむことはできません。

しかし
「限界突破」と聞くと
「とことん自分を追い詰め、持てる能力限界まで頑張る。」
といったような、”苦行”のようなイメージを持つかもしれません。

しかし、限界というのは
案外身近な所にあるものです。

あなたが持つ「常識」
これこそが「限界」なのです。

例えば
あなたがまだ新入社員だった時
先輩がいくつもの仕事をこなして、
同時にバリバリと案件をこなす姿を見て、
「自分もあんな風になれるか不安だ・・」
と考えた経験があるのではないでしょうか？

しかし、月日が経ち、
仕事に慣れたあなたは、十分その頃の限界を超えているはずです。

「限界」という自分自身の今現在の「常識」が
あなたが進化することの歯止めになってしまっています。

言い換えれば、
「できない」という”心の壁”が邪魔をしているのです。

やる前から諦めてしまうのではなく、
「できる」と自分に言い聞かせてチャレンジし、
できるまでやっていけば、
あなたが無理だと思っていることでさえ、
「限界突破」できてしまうでしょう。