日本国憲法の大切さを、くどいほど考えたい。( v^-゜)♪ | 珈琲工房バンガード

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昨今、急に降って湧いたように、日本国憲法を改悪しようとする邪悪な策動が巷を賑わせています。
ここで、ボクらが、おさえておきたい…、否、知っておかなければならないことを、ボクなりに考えました。

まず、日本国憲法は、日本の最高法規であり、国家権力を縛るものであるということです。 第9条では、永久に戦争は放棄することを高らかに宣言しています。戦前戦中のように残酷で無慈悲な馬鹿な指導者の意のままに、徴兵制を敷き国民を、愚かな侵略戦争などに駆り立て、無駄死にさせることを、日本国憲法第9条は、防いでいるんですね。主権者国民の生命を守ってくれている大切な砦(とりで)・法律なんですね。
基本的人権を保障してくれているのも、日本国憲法なんですね。
長引くデフレ不況や、弱肉強食の新自由主義・市場原理主義の思想が広まるにともない、社会的・経済的に弱い立場のボクたち庶民は、安定した職を奪われ、人間としての尊厳まで奪われる現代日本社会であらゆる苦しみを強いられています。個個人の努力などでは如何んともしがたいのに、短絡的な“自己責任論”なるものが蔓延し、残酷極まる、“生活保護バッシング”も横行する始末です。デフレ不況で働きたくても、就職先がみつからないのです。なのに、自民党の片山さつき議員などが、旗振り役になり、生活保護受給者に酷い仕打ちをしています。これは、生存権を保障する日本国憲法第25条に明らかに違反する不法行為であるとボクは断言します。国会議員などの公務員には、日本国憲法を遵守する義務が課せられていることさえ、知らない片山さつき氏などには、国会議員の資格などないのではないでしょうか?。現在の日本社会は、暮らしの安定や安心が危機的状況にあります。失業したり、非正規雇用の拡大により、経済格差が固定化し、貧困が大きな社会問題化して久しいですが、人間には、生存権があり、誰でも文化的・健康的な暮らしをいとなむ権利があります。これも、くどいようですが、繰り返しますが、日本国憲法第25条が、保障してくれているのですね。
もし、第9条や、第25条が、改悪されたり、なくなったりしたならば、時の為政者(国家権力)の意のままに、国民の生命や尊厳までもが、弄ばれてしまう危険性が生じてしまいます。
これは、弊ブログのご常連のまり姫さんに教えて頂いたのですが、日本国憲法が公布・施行される前、つまり第二次対戦までは、大日本帝国憲法があり、主権は国民にはなく、天皇に在りました。国民は“臣民”(しんみん)と規程され、天皇の家来だったのです。だから、戦争が起これば、有無を言わさず、徴兵され、“特攻隊”“回天=人間魚雷”にみられる様に人間を弾丸と同じく見なし、多くの若い命・人間の尊厳が容易く、奪われたんですね。自民党などの改憲したがっている政党(日本維新の会も含めた改憲陣営)は、自衛隊を国防軍にして、世界中どこへでも軍隊を派兵し戦争が容易にできる国にしようと企んでいます。若い皆さんは徴兵され、またぞろ犬死にを強制され、治安維持法などの悪法が復活し、思想・信条・言論の自由が弾圧されることなぞ、容易に想像できますよね。

このかけがえのない平和が担保されているのが、日本国憲法第9条の存在にある…、これが、軍国主義復活を食い止める強力な“枷”(かせ)になっていることを、ボクたち主権者は再認識する必要性があると考えます。 戦争は、すべてを破壊し、暴力の連鎖を引き起こし収拾がつかなくなります。世界の悲惨な戦争の歴史に学ばなければなりませんね。
なにより、平和外交にすべてを傾注し、外交問題をひとつひとつ、冷静沈着に、平和的に解決すべきでしょうね。それが現実的な方法であると確信します。それが人類の叡智ではないでしょうか。
この様に、日本国憲法は、ほんとうに大切な、ボクたち主権者にとっての、かけがえなき宝物・財産なんですね。これが、改悪されたり、なくなったりした時のことを想像すると、怖く、背筋が凍りつきます。
思想・信条・内心あるいは、言論の自由も、日本国憲法が保障してくれているのも忘れてはいけませんね。
護憲や改憲など、それぞれ皆さん、様々なお考えがおありでしょうが、焦らず時間をかけ、考え、徹底した国民的議論を経たうえで、どうするべきか判断したほうが良いと思うのですが、皆さんは、どうお考えでしょう?…。( v^-゜)♪
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