一般的な幸せ像の罠。 | 袋物職商人”おりえ”は今日もゆく!

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革・着物・帯をバッグや財布によみがえらせてます。日々のお仕事やその他もろもろ綴ります。

うちの実家は、

父が会社員

母はスーパーのレジでパートという

ごくごく普通の家庭。

 

父が毎月お給料袋を母に渡し、すべてを母が管理していました。

 

子供は親から言われたことやしていることを見て育ちますが

今思えば、そういうことを当り前だと思って生活してきたなぁ。

 

勉強が嫌いでしたので

高校卒業したら就職する道を選んだときも

 

『会社員になればボーナスもあるし安定すから会社員になるといいよ』と

言われたの覚えています。

(会社にとって最悪だよねー)

 

母が言う会社員の会社ってのは銀行とか事務系の事でした。

 

結局、服の販売員にあこがれて就職。

 (ちなみに昔はハウスマヌカンって言ってたなぁニヤニヤ

 

あこがれの仕事とはいえ

 

自分で手に職をもつ

とか

自営業

とかなんて

 

当時の私には

まーーーったく発想がありませんでしたアセアセ

 

 

どこかに雇ってもらい

毎月お給料日にお給料をいただき

ちゃんとお休みがあって 

そしていつかは結婚し

結婚したらパートに出て

夫から毎月お給料を預かって管理し

貯金をしっかりして

子供が出来て(結婚したら必ず子供が出来ると思ってた^^)

いつかは家も建て・・・

 

なーーんてのがほんとうに当り前だと思っていたゲッソリアセアセアセアセアセアセ

 

 

映画を見て感動しても

本を読んで奮い立っても

 

まったく自分の人生には無関係のことで

 

そうなりたいっ!なんて沸いてくるような

脳みそを持ってなかった。ゲッソリ

 

身近に刺激的な人もいたかも知れないが

脳みそがそうだからスルーだよね。

 

今更

もっと早くにいろいろと気がついていたらなぁ

なんて悔やんでも仕方ないけれど

 

早くから

目標を持つことができ

邁進している若い子をみると本当にすごいなって思うラブ!!

 

 

結局、

23才で結婚し

子供は授かること無かったけれど

120坪の土地を買い、かわいいログハウスを建て

犬猫に囲まれて

わいわい楽しく暮らしてはいたけれど

未熟さゆえに39才で離婚。

 

お陰でいろんな気づきがありグッド!

 

今は自営で

家も車も所有していませんし、

子供もおりませんが

 

身軽にとっても楽しく暮らしてますドキドキ

 

 

よくCMやテレビやドラマなんかでも

『こういうのが幸せ』

というのを刷り込まれてしまっていると思うのですが、

 

別に一生独身だってグッ

夢のマイホームが無くたってグッ

ファミリーカーで子供連れてお出かけしなくたってグッ

 

幸せなんてゴロゴロしているから

まったく恥じる必要がないんだよね爆  笑

 

刷り込まれたよくある幸せ像に踊らされて

焦っていたらもったいない。

 

本当に心から求めている

生活スタイルは何か?を自分に聞いてみるといいかもです。

やりたいことも見えてきます!!

 

わたしも引き続き

時々自分を疑ってみようと思います。チェック!

 

新成人の皆様にも

視野を大きくもって

羽ばたいてほしいなって心から思います~お祝いグッグッグッ