ある時ある場所で感じたこと。
「スポーツ 吹矢」を的当てゲームととらえ、「楽しければええねん」という風潮が強まっているように感じる。
和気あいあいなのは良いことだ。入会者を増やすには和気あいあいな雰囲気が重要であろう。
しかし、頭の固い年寄りからすると、「これでいいのか?」と思ってしまう。
基本動作で重要な、9秒の呼気と6秒の呼気を疎かにする人が増加傾向。
極端な場合、「9秒を5秒に、6秒を3秒に」している。
そして、照準にものすごく時間を掛けている。
高得点のためだろう。
基本動作の9秒と6秒の呼気は、「体の健康と心の健康」という大きな目的を表していると思われる。
基本動作における「綺麗な姿勢・動作」は「所作」であり、これも重要だとは思う。
一方「呼吸」には、副交感神経による「体の健康と心の健康」という効能がある。
「弓道じゃあるまいに、「心」とか(笑) 楽しければええねん(笑)」と思われても仕方がない。
確かに単なる「スポーツ 吹矢」だ。
試験においても「9秒」「6秒」は採点の一部でしかない。
(9秒→8秒、6秒→5秒はOK)
9秒6秒で減点されても他が良ければいいという発想は、競技の面から見れば何も悪いことではない。
スポーツとはルールとの戦いでもある。
(個人的には、「限られた時間内に照準を終え吹く」ことも技術の一部だと考えるが)
得点至上主義・昇段至上主義・「楽しければええねん」、この風潮の先にはどのような吹矢があるのだろう。
新しい時代の吹矢。老害の愚痴でしかないのかもしれない。