長男が最近読んだ瀬尾まいこさんの本「おしまいのデート」

 

 

この短編集で最も感動した作品はランクアップ丼だと思う。この短編集は三好(俺)と上田先生(上じい)があるうどん屋で売られている玉子丼を一緒に食べるという話で、この玉子丼で二人は成長していく。同級生とケンカしたことをきっかけに、玉子丼を食べ始めた三好は大学生活を終え、就職することに成功。給料をもらった三好は今までおごってくれた玉子丼を返そうと決心する。玉子丼の借金を返し終わり、最後の天丼の日、上じいは...瀬尾まいこ感動の一作。

三好がうどん屋でずっと待っていた事を知った時、自分も上じいは死んでしまったのではないかと直感しました。そのあと上じいの娘が来て上じいが死ぬ予定だった日よりも長く生きれたことを知った時、思わず僕も玉子丼が食べたいと思ってしまいました。By長男