ついにGPS開幕。

すごいね。しょうまくんは!!!
いやーすでにJOの時点で( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
ってなってはいたんですが、改めてびびった。
あれだけの構成を2試合連続でこなすっていうのは本物ですよね。
マスターしたばっかりの4Tなのにいきなり後半でコンボにできるもんなのか!?
しょうまくんって五十嵐さんがいうところの戦車タイプなのかもしれぬ。
何の話かっていうと…

以前にもこのブログでも書いたことがあったような気がするけど
ヤグプル時代に五十嵐さんが面白い比較をしていたことがあったんです。
ヤグとプルを比較した場合
プルの方が新しいジャンプを早くマスターするが精度をあげるのに時間がかかる。
車でいうと手入れに手間のかかるスポーツカーみたいな感じ。
一方ヤグの場合、ジャンプのマスターはプルよりも時間がかかるかもしれないが
マスターするまでに膨大な努力をするので一度マスターすると安定して実施できる。
いわば戦車が走るような感じ。
…みたいな面白い比較をしていたんですよね。
(私の記憶内の表現なので正確な表現とは異なると思います)
しょうまくんといえばなかなか3Aが跳べなくて苦労していたと聞きますが
マスターまでに苦労した分、今は自分のものになっているのかもしれませんね。
こういうオールラウンドタイプの男子スケーターは最近なかなかいない気がする。
ジュニアあがりなのに最後まで爆走できるのもすごいっす。
プログラムの時間がシニアでは長くなるので、慣れるまでは普通最後ヘロヘロになるものよね。
スピンのバリエーションも豊富だし、高難度ジャンプ(しかもプログラム後半)も装備し
元々表現力には定評があってetc.
今度の五輪では20歳くらいですか。たいへんなことになるぞこれは。
おまけに日本男子でこんなに落ち着いてる選手は初めてではなかろうか 爆
クールっていうのとも違うけど、落ち着いてるよねー。
時々年相応のかわいらしさも垣間見えるけど、この年でしっかりしてるなあ。

しょうまくんの1位と僅差の大健闘には鳥肌が立ちましたが
今回の男子で1番印象に残ったのはもしかしたらアーロンだったかもしれない。
ジャンパータイプの選手の歩む方向としては大まかに
①高難度ジャンプをガンガン跳んでTESを極める
②表現力を磨いてPCSも得点源にする
という2つの方法があるんじゃないかと思います。
どちらが正しくてどちらが間違ってるとかではなく、どちらも有効な戦略だと思います。
アーロンはここのところ点数が伸び悩んで苦労している様子でしたが
試合を見ている限り、彼は②の方向を選んだように思います。
きっとすっごく努力したんだろうなというのが伝わってきて私は感動した。
なんとなく性格よさそうにみえるし(思いっきり主観w)、応援せずにはいられない選手です。
久々の(ライサ以来ですかね)アメリカ選手の優勝で素晴らしかったと思います。
表彰式も和やかでよかったですね。
にっこにこなジェイソンと性格良さげなアーロンと落ち着きの17歳でバランスとれてたw
アメリカ男子というとライサとジョニーの冷戦時代?とか懐かしいですが
こういう和やかな感じも新鮮でいいですね。
シーズン初戦からレベル高すぎてすでに魂抜けそうです。