ロステレコムとか今シーズンのGPSをみて思ったことを無意味に羅列してみる。


個人的に今シーズン1番びっくりしたのはフェルナンデスブレイクでしょうか。
今までも個性のある選手だなとは思っていましたが、そんなに注目してみていたわけではなかったので
びっくりというか、びびりました 笑
仮にここまでのGPSの流れがワールドまで続いた場合、ワールドの表彰台争いは
チャン・高橋・フェルナンデスということになりそうですよね。
(もちろんスポーツですから今後どうなるかは全くわかりません)
いきなりメダル候補の勢いのナンデス君。
今まであの陣営はウィルソンの上手いプロ作りで勝ってきたのかな、と勝手に思っていましたが
フェルナンデスの活躍っぷりをみるとオーサーもコーチとして上手いのかもなあと思い始めてます 笑
でもやっぱり常に振付師がリンクにいてすぐに手直しできる環境にいるというのは
オーサー陣営の最大の強みでもあるだろうと思います。
日本の選手とかは振付は海外で行って、日本で練習して、たまに振付手直ししてもらう~
みたいなケースが多いので、そういう練習環境の選手に比べるとアドバンテージがあるであろうと。
それに、PCSの得点がかなり伸びたので最初???って感じになったのですが
演技をよく見返してみると、フェルナンデスが滑りやすく
なおかつ点数の取れるプロにしてあるなという感じになっていて
やっぱりウィルソン凄いなという感想に行き着きます 笑


あとはロシア杯で印象に残ったのはロゴジン。
昨シーズンの世界ジュニアチェックしてなかったのであまり良く知らない選手だったのですが
ダンサータイプですごくいい選手だなと思いました。
私の中でダンサータイプのスケーターというと
サンデュ・プルシェンコ・高橋
の3名なのですが(人選は完全に独断と偏見に基づいております 爆)
サンデュは本格的にバレエをやっていただけあって正統派なバレエの動きが取り込まれてますよね。
異端なのはあくまでプログラムなのであって踊りに関しては正統派にみえる。私には 笑
(復帰話の持ち上がっていたサンデュですが、どうも立ち消えになったっぽい。うう。)
プルは近年はあまりそういうイメージはないかもしれませんが、若い時は身のこなしがダンサー
というイメージが強かったです。2001年のSPのボレロとか。躍動感が素晴らしかった。
個人的にはダンサータイプのプルvsドラマチックなヤグディンという構図にみえましたね。
高橋選手は上記の2人ともまたタイプが違ってスケートを滑る上でのダンスというか
アイスダンスに近い印象があります。
で、何が言いたかったのかというと、ロゴジンは系統としては高橋選手に近い感じがしました。
ポエタに挑戦するのはちょっとまだ難しかったかもしれませんが
あの年齢であそこまで踊れるのはなかなか凄いと思う。


前にNHK杯でレオノワにダメ出し書いた気がするのですが 爆
今回のレオノワのFPには正直驚きました。彼女はこんな表現ができるんだ!という驚き。
前半のバーバーのアダージョの滑りが以前はどうもしっくりこなかったのですが
今回はちゃんと違和感なく表現できていました。3-3も安定してるし、今シーズンがんばってますよ。
やっぱり若手の追い上げは相当厳しいのだろうと想像できますが
エースにふさわしい演技だったと思います。
今シーズンはソトニコワ・タクタミが年齢制限でワールドに出られないので
レオノワ世代が枠獲りがんばることになりますが、健闘しそうな印象を受けました。
モロゾフにつくと短期間で効果が出るのが凄いですよね。
ただ、何年か指導が続くとマンネリ化してしまうのが難点ではある。

ロシアの国内事情はなかなか複雑ですよね。
マカロワのスランプにはザガイノフとかクドリャツェフ投入するっぽいです。すごい顔ぶれだ。
そもそも振付アベさんみたいですし。マカロワは好きな選手なのでなんとかカムバックしてほしいです。


ロシアはアイスダンスもちょっとわかりにくい展開になっているかも?
イリカツが意外に苦戦中なんですよね~。うーむ。
この時期にボブソロが1番手ということだとソチまでこの状態が続く気がします。
まあ、年齢的にイリカツはソチの次でも余裕だと思うのであまりあせる必要はないと思うのですが
一時イリカツはソチの星になるだろう~的な論調まで出ていたので
ちょっとそれとは違う展開になっているのかもしれませんね。

タラソワのインタビューを読むと、イリカツはフィジカル面の準備ができあがっていないという
問題を抱えているそうで、モロゾフに移ってから色々トレーニングをするようになったらしいです。
ちなみに同じインタビューで浅田選手とソトニコワのFPの曲がかぶったことに関して話してましたが
どうもタラソワは浅田選手がFPを持ち越すことを把握していなかったっぽい。
3年前からタラソワ自身が浅田選手に『愛の夢』を候補としてあげていたけど
浅田選手があまり乗り気にならなかったらしくタラソワバージョンは実現しなかったようです。

プシゲレは楽しみにしていたのですが、今回ちょっとふるいませんでしたね。
パターンダンスはメリチャリと同じレベルとれていてさすがカルポノソフ先生!
という感じですがFDはちょっとTESとれてないところがあって惜しかったです。
まあ今大会はロシア勢全体的にTESがとれてなくて
リャザトカとかレベル1の嵐でしたからね…。プロは素敵なんですけどこれはちょっと問題だ。
ゴルシコフ会長が「私達の知らないトレンドがあるようだ」?みたいなびみょんな発言してるんですが
ダンス畑出身なんだからこういうときにしっかりしてくれないと!

メリチャリはそう遠くないうちにPCSで10点満点出しそうで(((( ;°Д°))))
違う大会のスコア見比べてもあまり意味ないのですが
単純に数字だけ見るとメリチャリの方がテサモエの上なんですよね~。
個人的には今シーズンはテサモエのタイトル奪還のほうがしっくりきます。
3番手争いはこれはスコア的には何度目かの正直でぺシャブルがきそうですが
どうもこのチームはブルザという不安定要素が…。
ダークホースとしてはウィーバー/ポジェって感じかな。
このチームはプログラムがよくできてるし、今シーズンはなかなかジャッジから高評価ですよね。
私も今シーズンのFDの中では彼らのFDが1番好きです。