ふりかえりです。


忘れもしない7月8日

朝早く、自宅の電話がなった。

下の子がでる。

「お母さ~ん 知らない男のひとからの電話!」

私「・・・???」


とりあえず電話にでる。

「ちはさん 検査結果でてるけど、早めに聞きにきてくれる?」

胃腸科の先生だった


6月22日に胃カメラをした生検結果が10日後にはでるよと言われていたのに怖くて聞きに行ってなかった。

悪い結果なら電話がかかってくるだろうと思っていた。


結果・・・先生から電話がかかってきたえっ

私「先生、悪い結果ですか? 私1人で聞きに行っていいんですか?主人も一緒のがいいですか?」

先生「1人でもいいし、御主人も一緒でもいいよ!詳しくは病院で話すから早めに受診して」とのことでした。

主人はまだ出社前だったので、電話のやりとりを説明すると

「俺もついていくよ」と言われました。

でも1人でもいいっていってたし、1人受診することにしました。


仕事に行く支度を始めるも、やはり結果が気になったので、会社には受診してから出社する旨を伝える。


病院に着くまで、大丈夫と思う反面やっぱりか・・という二つの思いで運転して行った


病院についてしばらく待って名前が呼ばれ、診察室に入りました


先生「検査の結果、やはり胃がんでした」

私「えっ?やはりって?胃潰瘍ですよね?」

頭が真っ白になるとはこのことかしょぼん 主人の顔、子供の顔が真っ先に浮かんだ・・・


先生は胃カメラをした時、悪性の腫瘍があるとわかっていたそうだ。

でも検査結果がでないとわからないのでその時は、はっきりとはおっしゃらなかった。


涙があふれて止まらなかった


先生からは手術が必要なこと、市内にある2つの病院を紹介することを話してくれた

私は気持ちの整理がつかず、明日まで時間をほしいと伝えた


気持ちが落ち着くまで病院」で休ませてもらった


看護師さんから「入院中のお子さんのお世話はご主人に頼める?」と聞かれました

「無理です。主人は平日は帰ってこれないので母にお願いすることになると思います」

と言った。

私「病院はどちらがいいと思いますか?」と聞いてみた


看「う~ん・・2つ以外にA県のがんセンターも1つの選択肢として考えてみたら?」


私「でも通院には時間もかかるし、入院中に子供にはしょっちゅう会えないですよね?」


看「私にも同じぐらいの歳の子供がいるけど、お母さんが大変な時なんだからわかってくれるよ。 お母さんはお母さんで頑張る!子供たちは子供たちで頑張る!それでいいと思うよ」


私「わかりました。 家に帰って主人と相談します」


精算を済ませて病院をでた。


どの道を通って家に帰ったかおぼえていない・・・・


大変なことになった