19日に病理検査の結果、ステージⅡbとなった私。
当日は、私の両親が付き添ってくれました。
術後、主治医から90%は大丈夫と言われてました。まったく予想してなかった訳ではないけど
ステージがアップしたことはかなりショックでした。
ショックで先生と話した内容をほとんどおぼえてません。
思えば、初めて診察、胃カメラをうけた病院の医師からは
「早期ではないと思うけど、胃を全摘か3/4摘出すれば完治も望めるよ」と言われてました。
その診断を受けて、今の病院の紹介状を書いてもらいました。
7/11、今の病院での初めての診察。
主治医から
「いいときに見つかったと思うよ。僕は早期だと思うけど、う~ん まぁ早期と進行の間かな」
との所見でした。
とても明るい声でおっしゃったので帰りの足取りが軽かったことはおぼえてます
(がんには間違いないんですけどね・・・)
その日に血液検査、レントゲン、心電図として帰りました。
それからは7/14 CT
7/16 胃カメラ
7/24 入院
7/26 手術
8/4 退院
とても順調に回復してきたと思います。
私の主治医はとても明るく、いつも同じ目線で話をしてくれます。
でも今回は声のトーンもいつもより2段階ぐらい低くて、初めて転移と再発のリスクを話されました。
TS-1の服用も「無理にとは言わない」とおっしゃったんですが、私は「服用します」とすぐに決めました。
それからのことはほとんどおぼえてないんです。
帰りに「TS-1の期間短縮を検討するランダム比較試験」の説明書をもらって帰りました。
帰り道、両親にはつとめて明るく振舞ってバイバイしました。
主人にはさすがに泣きましたが、自分なりに前向きになったと思ってました。
でも1人になると泣きのスイッチが入ってしまい、昨日はついに主治医の先生に電話してしまいました。
初めて、主治医に泣いてしまいました。
それから、19日の先生との話をほとんどおぼえてないこと。TS-1の服用がどちらでもいいなら
しないほうがいいのでは?などと聞きました。
先生はちょっとびっくりしてましたが、いつもの明るい声で
「ステージⅡだけど、ちょっと落ち込みすぎだよ。ちはさんはいつもしっかりしているから
正直に話したけど、もうちょっと手術前に悪くなることも話しておけばよかったね。ごめんね」
とおっしゃいました。
「でもTS-1は服用しようよ。でも29日の服用まで時間があるから明日の診察に来てもいいし
心療内科でゆっくり話をして落ち着いてからでいいからね」
と、またまた泣いてしましました。
検査~入院~手術~退院とずっと泣きを封印していたので
子供がいないときは、感情のままに泣いて前を向けるようにがんばりすぎないで、がんばります
「TS-1の期間短縮を検討するランダム比較試験」はまた次のときにでも
お話しますね。