丸VANのステッカーは毎年年度を変えて製作される予定だったようで
1968年に入ると1968年版が登場しました。
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1968年S&Sのキャンペーンは「ADVENTURE」でした。
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当時紳士服飾界にはピーコック革命が巻き起こっていた時でした。
株式会社ヴァンヂャケットではピーコックという女性的なひびきをもつ言葉を生で使うことをさけて
キャンペーン・テーマを「ADVENTURE」と名づけましした。
「ADVENTURE」のシンボル・マークはゆったりと空を飛ぶバルーンでプレミアムのステッカーは
メインカラーのバルーンを中心にして他の4色のバルーンと共に抜き取れるデザインになっています。
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1968年S&Sの「ADVENTURE」キャンペーンの最中に新しいラジオ番組が始まりました。
「ADVENTURE」を冠した「Nabesadain Adventure」がオンエアーされました。
ステッカーと共に付いていたリーフレットには株式会社ヴァンヂャケットのCMソング「シャバルラ二人で」と
この番組のテーマ・ミュージック「ナベサダ・イン・アドベンチャ―」の楽譜が掲載されています。
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1968年9月からはラジオ大阪をキーステーションに
東海ラジオ、近畿放送、ラジオ中国、高知放送、九州朝日放送がネットして
「ALL☆ABOUT NABESADA」が放送されました。
8月松にアメリカ演奏旅行から帰ったばかりの渡辺貞夫を中心に
彼のクインテットが繰り広げるジャズの魅力満載の番組でした。
公開録音も各地で行われました。
10月1日大阪サンケイホール、10月2日京都勤労会館、10月12日福岡明治生命ホール、
10月18日高知新聞放送会館、10月29日名古屋中小企業センター、11月6日広島見真講堂。
そのプレミアムステッカーの剥離紙裏面には
株式会社ヴァンヂャケットのCMソング「シャバルラ二人で」の歌詞が印刷されています。
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1968年F&Wのキャンペーンは「CASUAL-UP」でした。
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そのコンセプトは・・・『カジュアル・ウェアによってドレッシーなムードを崩すのではなく崩すがごとくに見せて
逆にこれをドレス・アップのテクニックに使うのが新しい時代のカジュアル・ムードとされています。
カジュアル・アップによってドレス・アップする。
これがこれからの時代の個性実現の最も新しいテクニックといえるでしょう。』・・・でした。
そしてマストアイテムとして提案されたのが『タートル・ネック』で
ドレス・タートルと銘打ったシャツタイプでカフス付きという製品も有りました。
メイン・キャラクターは若き日の蟇目良とそして横田嘉臣が担当していました。
プレミアムのステッカーは「Tシャツ」タイプとマストアイテムのタートル・ネックからの「亀」タイプのセットです。
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