株式会社ヴァンヂャケットは「ロゴ」に対してどこよりも早く統一を図った会社でした。
社内に於いて「ロゴ」のイン・レタを持っていた事でもその事の裏付けでした。
そして「ロゴ」カラーにもルールの徹底を図っていました。
基本的には3色のカラーで「VAN」「・JAC・」「for the young and the young-at-heart」で成り立っています。
ベースが白色の場合「V」は黒色「A」は赤色「N」は黒色「・JAC・」は赤色
「for the young and the young-at-heart」は黒色となります。
ベースが黒色の場合「V」は白色「A」は赤色「N」は白色「・JAC・」は赤色
「for the young and the young-at-heart」は白色となります。
ベースが赤色の場合「V」は黒色「A」は白色「N」は黒色「・JAC・」は白色
「for the young and the young-at-heart」は黒色となります。
2007年5月に発行された「DANKAIパンチ5号」の
特集「VANの黄金時代」で私がデザインしたページにもこのタグを使いました。![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190927/19/van1951/66/e6/j/o0738092614600669465.jpg?caw=800)
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190927/19/van1951/3e/10/j/o0697092014600669468.jpg?caw=800)
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190927/19/van1951/66/e6/j/o0738092614600669465.jpg?caw=800)
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190927/19/van1951/3e/10/j/o0697092014600669468.jpg?caw=800)
上記に掲載された3種類の紙タグに統一された筈でしたが
1960年代初期には「・JAC・」が異色とか微妙に字体の違うものとかが存在しました。
「VAN」のロゴには注視するも「・JAC・」部分が疎かになっていた結果だと思います。
1990年の3月までは13種類異質な物を手元に持っていて正当な3種類と共に額装していました。
当時は転勤族で山口県から高知県に転勤する時に荷物からスペシャルタグの額と共に紛失しました。
気付いたのは異動後数ヶ月が経ってからで運送会社に連絡するも出てくる事はありませんでした。
この度VANグッズコレクターのWさんから「・JAC・」がベース3色共に異色の物を譲って戴きました。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190927/19/van1951/19/d1/j/o0632034114600669470.jpg?caw=800)
久方に正当なデザインの物と並べてみました。以前は横に4種類そして縦に4種類持っていた事になります。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190927/19/van1951/90/e5/j/o0630066714600669472.jpg?caw=800)
糸の止め方が丁寧な作りのタグも1960年代後半には穴に糸を通す仕様に変って仕舞いました。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190927/19/van1951/48/83/j/o0454049014600669474.jpg?caw=800)
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190927/19/van1951/70/49/j/o0458052814600669475.jpg?caw=800)
そして1970年代に入ってからはポスシステム導入によるデザイン物とか
数次にわたって紙タグのデザインは変更されました。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190927/19/van1951/6a/1c/j/o0824111314600669476.jpg?caw=800)
しかし「VAN」らしい「VAN」の紙タグは今回紹介したデザインに勝る物は有りませんでした。
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