こなれた英語を話せるようになるブログ〜TOEIC満点講師が伝授する、英会話のワザ〜 -10ページ目

こなれた英語を話せるようになるブログ〜TOEIC満点講師が伝授する、英会話のワザ〜

「英語話せるようになりたい!」「英語がんばってます!」
でもなぜか「話せない」あなたへ。話せるようになるだけでなく、「こなれた英語」を使いこなせるようになりたいあなたのためのブログです。今日から使えるワザ満載です。

英語で自分らしく話せるようになるブログ-Kids

前回は「どうして日本人は英会話がニガテ?」

をテーマに書きました。

今回は、 

「英語の私」「バイリンガル脳」

についてですコーヒー




「そんなのはいいから英語ペラペラの近道を教えろ!」

という方、申し訳ありませんが辛抱強くお付き合い下さい。

「バイリンガル脳ってこんな感じ」 を知っていただくことが第1です。


「英語の私」になれる人というのは、


英語でものを考えて、コミュニケーションできる人です。




こんな実験があります。

米国大学卒のバイリンガル日本人女性に、

まず日本語、次に英語でインタビューしたところ、

話す言語によって回答が違った……!

という結果が出たそうです。




「あなたにとって家族とは何ですか?」

→日本語:支えあう場所。喜びも悲しみも分かち合う。

→英語:自分の原点。家族それぞれが船で、家は港。

「あなたにとって友達とは何ですか?」

→日本語:何でも話し合えて、一緒に居てほっとできる存在。

→英語:いつも一緒に居なくてもいい。刺激を与え合いたい。


インタビューのビデオをあとで見せたところ、 ご本人も驚いていたそうです目

おもしろいですね~。

彼女は「英語脳」と「日本語脳」を、無意識に切り替えてインタビューに答えていたのです!


最近の言語学の研究では、バイリンガルの左脳に、

「スイッチ」

の役割をする場所が見つかっています。

数ヶ国語を操れる人は、このスイッチの部分が発達していて、

「日本語の私」「英語の私」「日本語」「英語」...

というふうに、切り替えができますリサイクル




この部位が損傷してしまうと、語学がいくら得意でも、

外国語で考えるのではなく、 翻訳して考えるようになるそうです!


カナダは他民族国家なので、

パパの顔を見たらドイツ語、ママには中国語、

保育園の先生には英語、というふうに反応できる子がたくさんいますが、

やはり同様に、自動切り替えです。


考えてみれば、私の脳でも、日英のスイッチが作動してます。

日英両方話せる人と話すときは、

話す内容によって、言葉の切り替えを無意識にしているようです。

英語の私」「日本語の私」は、キャラも微妙に違ってて、

英語のほうがハキハキ・ちゃきちゃきしてるみたいです。


日本語だと、自然と相手の顔色や雰囲気を伺って話をしてるような気がします。

でも段々と英語の性格に影響されてきて、

今は何語でもあまり差がない感じがします。




一説によると、12歳以下で外国語を取得し始めると、

バイリンガル脳が作りやすいそうです。


でも!12歳以上の方々!がっかりしないでください!

成人してからも、トレーニングを積めば、


できるようになるんですグッド!




よく「とにかく、いっぱい英語を聞きなさい!」

とアドバイスする人がいますが、

残念ながら、たくさんリスニングをするだけで

自然と話せるようになるのは、子供だけです。

大人になってからは、違う方面からのトレーニングが必要。


これについては、長くなってきたのでまた次回。




次回も読んでくださる方には宿題をひとつ。

"It's gone!"

この英語を聞いてどんな場面を思い浮かべますか。

正解は特にありませんが、

ちょっと考えてみて下さいね~。 ではまた!




読んでいただいてありがとうございました音譜

カナダで、留学生の相談係をさせていただいてます。
phone

この仕事をしていると、

「英語が話せるようにならないんです

という 日本人の皆さん相談を毎日のように受けます。

聞き取れるのにしゃべれないとか、

周りはどんどんうまくなってるのに。。。とか。
せっかく留学してるのに、焦りますよね。

今日の日記が、 同じような悩みがある方の参考になったら嬉しいです音譜
アドバイスとして

「間違いをおそれずにいっぱいしゃべろう」とか

「単語は暗記じゃなくて文を作っておぼえよう」とか

言うのは簡単ですが、

問題の本質はもっと深いところにある気がしてます。


英語に限らずですが、

できない理由をハッキリさせることが先決ですね。


英会話がムズカシイ理由1.



そもそも、

日本人が翻訳に頼ってきたという歴史があります。

諸外国の知識や技術を真似っこするときに、

とにかく和訳しまくったそうです。

おかげで日本は翻訳大国家になりました。

それが今の教育にも反映されているんですね。

翻訳するとなんとなく理解できた気になってしまうのも

コワイところ。




でもいちいち訳していると、会話も遅いし、

何より英語で考えることができにくい。

言語と文化は密接に繋がっていますから、

訳さず英語のまま考えることで、

英語圏の国の文化や世界観を

「体得」することがとっても大切なのですグッド!




英会話がムズカシイ理由2.



日本語は漢字で意味を伝え、「目で見る」目言語です。

それに対して英語は、

「音で聞く」ヘッドフォン言葉と言われます。




たとえば"I like Ichiro"という一文も、

どの単語を強く言うかで、

「(あんたは嫌いかも知れないけど)私はイチロー好きなの」

「(イチロー嫌いなんて言ってないよ!)イチロー好きだよ」

「(松坂じゃなくて)イチローがいいの」

などなど、意味合いが変わってしまいます。




また、単語のスペルと発音が一致しないのも英語ですね。

英文をひたすら読んだり訳したりしていても、

視覚情報だけに頼っているので、

同じ文を聴いたときに、意味が取れなかったりするんですね。



英会話がムズカシイ理由3.




日本語と英語では、

発音というよりも発声法からして違います。




これに気付いたのは、

私が友達と英語で話すのを聞いていた母が、

「あんたは、英語だと声が頼もしくなるのね!」

と言った時です 笑




調べてみたところ、

日本語スピーカーは「のど」、

英語の人は「腹筋と息」を主に使って声を出すそうですカラオケ


これに関連して、日本語と英語は周波数も異なります。

英語に慣れていない日本人が

ネイティブスピーカーに道を聞かれて

「頭が真っ白になる」理由のひとつはこれです!








つまり

日本語・英語はまったく違う2つの言語

ということが、

お分かりいただけたかと思います!




スポーツで言うと、

水泳とスキーくらいの差、じゃないでしょうか。

水泳をするつもりで、着いた場所がスキー場だったら、

道具がないし、第一凍りついちゃいますね 笑




日本語と英語も同じです。

発想を切り替えること、英語を話す時は、

頭も心も体も

「英語の私」になりきることが、

大変そうで、実は近道だと思いますヒマワリ




では次回は、具体的にどうやって「英語の私」になりきるか

を書いてみたいと思います。