何で俺と龍一サンなのかは不明。
俺、駕燕は本当なら虎馬とデートだった。
・・・だが、何故かドタキャンされた。
仕方無く、彪チャンに連絡しようとしたら、
龍一サンから連絡が着て・・・。
で、今に至るワケだが・・・。
俺が今、居る場所。
それは・・・・・・龍一サンの家。
駕:千秋とデートでは?
龍:千秋は彪とお返しデートです
駕:・・・え!?
龍:そんなに驚かなくても良くない?
駕:・・・いや、意外だったから
龍:意外って。あの2人は付き合ってるんだから普通じゃないの?
駕:・・・まぁ、そうですけど・・・
龍:やっと仲直り出来たみたいだね。俺としては嬉しいかな
駕:・・・嬉しいんですか?
龍:そりゃあね。俺はあくまで彪の代わりだからね。駕燕クンだって2人が元通りになってくれた方が嬉しいでしょ? 本命の虎馬クンとイチャコラ出来るんだから
駕:・・・イチャコラって・・・。まぁ、そうだけどさ・・・
確かに、龍一サンの言う通りだ。
彪チャンと千秋が元に戻ってくれた方が良い。
・・・そう、前の俺ならそう思ってた。
でも、今は違う。
嬉しいのが半分、複雑な思い半分。
俺は彪チャンに対して、何を抱いたのか。
きっと、龍一サンはそれを知ってる。
知ってて俺をココに呼んだんだ。
俺と彪チャンを会わせないために・・・。
龍:・・・な~んてね(笑)
駕:・・・・・・
龍:駕燕クンさぁ、彪が好きなんでしょ? まぁ、同族なんだから別に問題では無いよね。駕燕クンと千秋は。問題は・・・虎馬クンの方だよね。流石にマズイんでない?
駕:べ、別に俺は彪チャンを好きでも虎馬に対しての想いは変わんない。と、とにかく、俺は2人が元に戻るなら素直にそれを喜ぶ。・・・嬉しくないってワケじゃ無いし
龍:多分だけどね、彪はまだ駕燕クンを解放しないと思うよ
駕:・・・え?
龍:千秋と俺の関係もまだ続くだろうし。一応、元カレだしね(笑)
駕:俺を今日、ココに呼んだ理由は何ですか? 虎馬は余程の事が無い限り、彪チャンじゃあるまいしドタキャンなんてしません。貴方が・・・手を回したんですよね? 俺と彪チャンを会わせないように
龍:考えすぎじゃない? 俺は人間だよ。どうやって虎馬の世界に行くのさ? 想像力が豊だねぇ、君は(笑) 駕燕クンを呼んだ理由なんて特に無いよ? 千秋が彪とお返しデートだって言うから暇だろうなぁって思っただけ。本命の虎馬クンと会うのかなぁとも思ったけど、それならそれで良いかって思って連絡したらドタキャンされたって言うから誘っただけ。嫌なら断れば良かったんだよ。それを何かあるんじゃないかって勘ぐった? 冗談じゃねーわ。想像力豊か過ぎにも程がある
駕:・・・・・・すみません
龍:何か駕燕クンのせいで興ざめしたし。家に居てもつまんないから出掛けようか
駕:・・・はい
龍:そうだねぇ。場所は・・・・・・
その後、俺が龍一サンに連れて行かれた場所は・・・。
何とも意外なところだったのだが、その話はまた――。