2025年! -61ページ目

2025年!

気付いたら年明けてた(笑)

皆さん、初めまして。
恐らく、初めましてだと思います。
俺は隆擁学園3年C組の担任、荒木雅範です。
今回の話は、俺の幼馴染で、同じ3年の担任である、
熊井明仁の話をしようと思います。

俺の他に幼馴染の先生はもう1人居る。
それは、3年B組担任の土屋真澄先生である。
それぞれの呼び名は、
俺と土屋先生は互いに『先生』と付けて呼ぶが、
明仁は、俺の事を『雅』と呼び、
土屋先生の事は『真澄チャン』と呼ぶ。
職員室に他の職員が居ようと居まいと関係無い。
例え相手が誰であろうと口調は悪い(笑)


以前から思っていた事だが、
明仁は俺達に隠し事をしている。
最初は気にしないようにしていた。
個人の自由だし、俺と土屋先生には関係無いから、と。
だが、ここ何ヶ月か、隆擁問題の背景にどうやら明仁が関わっているらしい、
と話を聞いたのだ。…誰から聞いたかは…内緒(笑)

隆擁問題というのは、そのままの意味で、
隆擁は1年に2度、3度、他校と問題を起こすのだ。
それの殆どが3A絡み…。あのクラスはヤンチャだからなぁ…。
3Aの生徒達は殆どを自分達で解決するらしい。
解決すると言っても、話し合いでは無いが…。
しかも、噂だと生徒同士の問題を処理する組織があるらしい。
そう、その組織の1人に、明仁が関わっているというのだ。
組織の人間の中には、隆擁の生徒も何人か居るようだ。
まぁ、どちらも噂なので、確かでは無いのだが…。

以前、仕事終わりで飲みに行った時、
土屋先生と一緒に明仁に聞いた事があった。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇回想◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
某日、某所、飲み屋にて。


雅:取り敢えず、今日もお疲れ様~

真:お疲れ様

雅:…あれ? 明仁は?

真:何かまだ仕事あるって

雅:ん? 学校に居るって事?

真:…いえ、学校じゃないみたい


それから1時間後に明仁は来た。
何やら機嫌悪く…。


雅:…お、お疲れ!

明:…あぁ

真:何処に居たの?

明:別に何処だって良いじゃん。つか、俺、今日は直ぐ帰る

真:いつも早く帰るのは雅クンじゃ無かった?

明:今日はノらないから

雅:…あのさ、明仁、俺達に何か隠してない?

真:雅クン、その話は聞かない事にしようって言ったじゃない

雅:だってさ、学校では普通なのに、一歩外出たら、何か雰囲気変わるし…

明:さっきも言ったけど、「俺が」「何処で」「誰と」「何を」しようとお前らには関係ねぇ。面倒事に巻き込まれたくなかったら、変な詮索すんな。教師になった時に約束したじゃねーか

真:そうよ、雅クン。忘れちゃったの?

雅:『プライベートな事まで口出ししない。プライベートな事を聞いてはいけない。検索もしてはいけない…』……けどさっ!

明:けどじゃねぇ。「約束」反故にすんのか? 教師様が聞いて呆れるわ、マジで。あ~あ、雅がくだらねぇ事聞くから気分醒めちゃったわ。悪いけど、俺、帰んね。じゃーね~(^-^)ノ~~



まぁ、結局、誤魔化されるっていう…。
何であんな約束したんだろ、俺達…。
ちょっとくらい、聞いても良くないか?
真澄チャンは、気にならないのかな?
だってさぁ、昨日だって、
校門の前に近隣の不良校の生徒たむろってたし、
それを明仁が何か言ったら居なくなるし、
3Aの生徒らは何も言わないし、
もう、分かんないよ!!
結局、明仁の秘密って何なのさ!!!