私立桐聖学園、2年C組の岡野春海と、
2年D組の柴崎亮英は付き合ってる…と、
そんな噂が囁かれてるが、
本人達は全く気にしていない。
そもそも何でそんな噂が立ったのか、
それは、2人が殆ど一緒に居るからだ。
以前は同じクラスの中谷晃良、
宮川啓治、岡野、柴崎の4人でつるんでいた。
だが、最近は岡野は柴崎と一緒なことが多い。
それで、今回の噂という訳だ。
桐聖は男女共学の学校で、
男子校ではないのだが、
何故かこの手の噂が多い。
1年と3年は知らないが、
2年は基本的にオープンなので、
大体の奴らが同性同士で付き合ってる。
まぁ、それは置いといて…。
さて、今日の2人はいつもの空き教室でゴロゴロ。
そこにはE組の寺沢浩樹、D組の佐倉聡祐も居た。
春:…な~んか、暇だよなぁ
亮:中谷は?
春:啓治とサボり
亮:アイツさ、最近サボってばっかだけど、成績大丈夫なのか?
寺:何か3年なれないかもしれないって聞いたけど?
春:マジかよ…
亮:佐倉、お前、さっきから何見てニヤニヤしてんだ?
聡:ん? まぁ、先輩に聞いたサイト♪ 結構良いヤツ揃ってる♪
春:聞きたくねぇ~(笑)
聡:あ、そうだ
聡祐が何かを思い出したようにポケットから何かを取り出した。
それは如何にもなピンク色の小瓶だった。
怪しさプンプンなのである。
寺沢と亮英は直ぐにピンときたようだ。
聡:コレさ、知り合いから試してくれって言われたんだけど、暇なら今から使わない?
寺:どうせ4限目まで暇だしな
春:え、そこまでサボるのか!? で、コレ何?
亮:分かってるくせに、春海チャンは悪いコだねぇ~
亮英、寺沢、聡祐の目の色が変わった。
そこで岡野はやっと気付いた。
小瓶の中身が『何なのか』を…。
だが、時は既に遅い。
3匹の狼がジリジリと壁際に追い詰める。
もう、逃げ場は無い。
亮:では、
寺:4限目まで、
聡:春チャンを頂きま~す♪
春:…ぎゃぁあああぁぁぁぁ!!!!!!!!!
え?
春海と亮英の関係?
友達以上恋人未満…です(笑)