透:彪ちゃんの馬鹿ーー!!
と、ある場所に響いた声。
そこはとある人物の家。
そう、佐原彪之助の家である。
本来なら、新木がこの話に
出ることは無い。
全く別物のキャラだからだ。
2人はとある企画物で絡んでいる。
それをそのまま続けているのだ。
まぁ、そんなことは関係無いな・・・。
で、何で新木が叫んだのか。
それは、『悪戯されたから』である。
昨日のハロウィンの事だ。
新木は同じ学校の生徒会役員、
悠人、啓輔と他何人かと共に、
仮装をして近所の家々を回って歩いた。
『Trick or treat』と唱えて・・・。
勿論、彪之助の家にも行ったのだ。
全てが終わり、最後の方に。
だが、家のドアを開けたら、先に言われてしまった。
『Trick or treat』
“菓子寄越せ。くれなきゃ悪戯決定だ”
当然、新木は貰う側で持ってない。
彼は首を横に振った。
すると、彪之助はニヤりと笑い、
“なら、悪戯してやる”
・・・・・・まぁ、その後は想像通りだ。
で、今に至るのである。
新木が叫んだ時、
悪戯した彪之助は不在だった。
新木が目覚めた時には居なかったのだ。
代わりに駕燕がリビングに居た。
彼もまた彪之助に長いこと悪戯されてるようなもの。
新木の気持ちを少しは理解出来るのだ。
透:ホント、彪ちゃって酷い!
駕:うんうん、分かる
透:最初から悪戯するき満々だったし!
駕:ホントだよね~。分かるよ~
透:あ、そう言えば駕燕さん
駕:ん? 何?
透:彪ちゃんって本命居ないんですか?
駕:居るよ。まぁ、今は喧嘩中ってとこ
透:早く仲直りすれば良いのに・・・
駕:俺もそれは思ってる。じゃないと俺は・・・
彪:俺は暫く解放する気は無いぞ
駕&透:彪ちゃん!!?
透:・・・何処行ってたの?
彪之助に付いてたニオイ。
駕燕は直ぐに分かった。
彪之助は・・・『魔界』に居たようだ。
女性物の香水で誤魔化している。
駕:別に何処でも良いよ。それより、暫く解放する気無いって?
彪:そのままの意味だ。俺は駕燕を気に入ってる
透:でも、彪ちゃんには本命が居るんでしょ?
彪:・・・あぁ、居たよ。もう過去の話だ
駕:その生まれ変わりが千秋なんだよ
透:・・・マジで!? じゃあ、また彪ちゃんと?
駕:そ。なのに喧嘩ばっかりでさ
彪:悪いが、俺と千秋はもう戻らない。いや、最初からくっ付いてなどいない
駕:何言ってんのさ!いい加減にしてよ!!
その後、30分程・・・言い合いが続く。
その間、新木は放っておかれ・・・。
言い合った結果、駕燕は怒って帰ってしまい、
新木はまたも彪ちゃんに・・・――。
暫くは悪戯が続きそうだ。
※本来ならばハロウィン当日にUPする予定でしたが、
結局間に合わず、悪戯のその後という内容にしました。
まぁ、だから何だって話だな(笑)